「聖蹟桜ヶ丘」の昔の駅名、ご存知ですか?
東京都多摩市にある京王電鉄京王線の「聖蹟桜ヶ丘駅」(せいせきさくらがおかえき)。その美しい駅名もさることながら、駅周辺は映画『耳をすませば』など様々な映像作品のモデルとなっており、いわゆる聖地としても知られています。
そんな聖蹟桜ヶ丘駅、実はもうすぐ開業100周年なんです。かつての名前は「関戸駅」(せきどえき)。1925年に玉南電気鉄道の駅として誕生し、翌年に京王電気軌道と合併。1937年に現在の駅名へ改称されました。
【参考】高架駅の周囲に商業施設が並んでいます【駅ぶら】06京王電鉄 京王線157(※2023年12月掲載、駅周辺紹介記事)
https://tetsudo-ch.com/12905555.html
100周年記念事業、始まります!
多摩市と京王電鉄は、聖蹟桜ヶ丘駅が2025年3月24日(月)に開業100周年を迎えることから、様々な記念事業を実施します。
3月30日には、多摩市長や京王電鉄社長などによる「100年後の聖蹟桜ヶ丘」を考える記念トークイベントを開催。タレントの山崎怜奈氏をゲストに迎えます。
同日には京王線で聖蹟桜ヶ丘駅にお越しいただいた方に京王トレインポイントを100%還元するキャンペーンも実施するほか、歴史を振り返る写真展や駅周辺を歩くデジタルラリーなどを開催。
鉄道関係では、記念ヘッドマーク付き列車の運行や、記念駅名キーホルダーの限定発売を行います。ヘッドマーク列車は3月17日~4月6日にかけて京王線全線を運行、使用車両は8000系です。