夜磯でのメバリング釣行でメバル2尾手中【福岡】リアクション狙いのミノー早巻きにヒット
北西風が止まない12月の北部九州。久しぶりに風の無いメバリングのチャンスがやってきた。その翌日からはまた北西風の予報だ。平日だがこのチャンスに外洋向きの闇磯へ出陣した。
闇磯メバリング
磯のメバリングは大型メバルゲットのチャンスと引き換えに辛い釣りになる可能性が高い。現に今シーズンの今回を除く3回の釣行のうちで釣れたのは2匹の子メバルだけだ。本命0というのは珍しい事ではない。
明かりの無い磯で、どこにいるのかもわからないメバルを求めて彷徨う。だが、尺サイズを狙う以上避けては通れない道である。
ロッド:TULALA Groovy
リール:ルビアスLT2500XH+0.4号PEライン
ワームに反応なし
12/20(金)中潮。夕方の干潮からの上げのタイミングでポイントイン。手始めにめぼしい潮目や根周りをフロートリグで探ってみるが、ショートバイトすらない。いつもならメバルでなくともセイゴが食ってくるがそれもない。おや……せっかくのチャンスなのに雲行きが怪しい。
しかも空の雲行きまでが怪しくなってきて、小雨がパラツキ始めた。勘弁してくれ。
遠くから雨雲が近づいてくるのが見えた為、一旦雨宿りの出来る岩陰に待避することになってしまった。明日も仕事だというのに、なんとタイミングの悪い事か。
プラグ一本勝負
雨宿りで30分ほどロスし、時間は21:00過ぎ。まだ小雨がパラついているが、タイムリミットが近づいてきているのでいそいそと岩陰から這い出た。今日反応がとれていないワームの釣りをやめて残り時間をプラグのみでやりきることにした。
フローティングミノーから始めて一通り自分の一軍プラグをローテーションで投げるがそれでも反応が無く、いよいよ万事休す。最後はリアクション狙いでのミノーの早巻きだ。これがようやく当たった。
SMITH ガンシップ45SS
磯では特に遠投が効いてブリブリ泳いでくれるガンシップは頼りになる。子メバルではあるが、渋い状況の中プラグで釣れたことがとても嬉しい。これでなんとか気力を持ち直し、ポイント移動をしながらもう一尾を探す。ガンシップがしっかりブリブリと泳いでいるのを感じ取れるくらいのスピードで巻く。
間を置かず同じパターンでサイズアップに成功。こちらもビッグワン……ではないがようやく磯らしいサイズに巡り合えた。ワームを何度か通したはずのコースで出たので、早巻でのリアクションでようやく口を使ってくれたようだ。2匹ともリアにフッキングしていたので、ベイトフィッシュパターンでもなく活性は低いのだろう。
これでなんとか満足でき、納竿とした。
<檜垣修平/TSURINEWSライター>