青葉区で過ごした思い出と音楽と―― 歌手 秦 基博さん
青葉区には、小学2年生から高校生までの約10年間住んでいました。つつじが丘小学校、谷本中学校を卒業しています。少年時代は野球を習っていたので、区内の公園やグラウンドにもたくさん行きましたね。青葉台のミトミスポーツさんにはよく通っていました。中学生の時はバスケ部で、ジョイマン(芸人)の2人と一緒でした(笑)。最近はないですが、中学時代の友人とは青葉台で飲んだりしていました。
音楽に触れたのは、12歳ぐらいだったかな。兄が持っていたギターを借りてみたら、ハマって。弾き語りの練習とかしているうちに曲作りもするようになりましたね。プロになってから出した3rdアルバムに収録されている『アゼリアと放課後』という曲は、住んでいた街の景色も歌詞の中に入っています。2017年に谷本中で記念ライブをしたのも思い出深いです。
住んでいた時に感じた街の印象は、「のどかな住宅街」。緑と自然が多くて、「青葉」の名前がすごくしっくりくる。ただ、久しぶりに青葉台に行ったときは、覚えていた景色と変わっていて驚きました。駅前もすごくにぎやかになってて、人も多くて。
今年30周年を迎えるとのことですが、これからも変わらず魅力ある街でいてほしいと思います。