アジング大会に初参加してみた【佐賀】無惨に予選敗退するも楽しくて再参加は間違いなし?
ライトゲーム好きの筆者ですが、大会イベントに参加するのは初めて。小心者で名の通った筆者ですが、意を決して参加を決断。『34アジングカップ呼子大会』に初参加し、無惨に散った様子をレポートします!
『34アジングカップ』参加手順
34アジングカップに参加するには、まず「34サークル会員」になる必要があります。定期的に届くイベント告知メールに添付された大会申し込みフォーム(Googleフォーム)からエントリーし、オンラインショップで参加費を購入するのが基本の流れです。
すべての申し込みが完了すると、34サークルから参加完了メールが届きます。当日のスケジュールやアウトレット販売など、大会の詳細情報が記載されており、特に「大会ルール」「注意事項」「禁止行為」は要確認です。
大会のルール
ルールの一部は以下の通りです。
・予選場所は開催県内に限る
・マアジ5尾の総重量で順位決定(釣果ゼロでも検量は必須)
・豆アジングカップは短いサイズが優勝、同長なら帰着順
・魚は絞めた状態で持ち込む
・決勝進出者は34製品(ワーム・ジグヘッド)のみ使用可
・決勝は釣果数を競うトーナメント方式(通知メールより抜粋)
予選については縛りが少なく、自分のスタイルを展開できる寛容なルールと感じました。本来の実力を発揮しやすく、気軽に参加しやすい設計です。
注意事項・その他
・吸殻やゴミなどは各自で持ち帰ること
・路上駐車や迷惑駐車などの交通違反は厳禁
・深夜の騒音やマナー違反の防止
・先行者には必ず許可を得ること
いずれも釣り人なら当然のマナーばかりですが、運営側の「地域配慮」への姿勢が伝わってきます。
スケジュール
スケジュールはタイトながら、競技大会と考えれば妥当。アウトレット販売の時間は長めに設定されており、イベント感はしっかり楽しめます。
・14:30 受付・アウトレット・商品説明
・16:00 清掃活動
・16:30 開会式
・17:00 実釣スタート
・21:00 ウェイイン(検量)
・22:00 決勝
・23:00 表彰式
・24:00 閉会式
清掃活動
まずは会場とその周辺の清掃からスタート。高校時代に教わった「来たときよりも美しく」の精神のもと、特に力を入れました。一見きれいに見えても、吸い殻や包装の残骸が残っており、釣り人の視点で細かく拾い集めました。環境保護も釣り人の責任と心得ています。
予選スタート
交通安全のため、受付時にグループ分けがされ、時間差でのスタート。常連組は事前に現地入りし、ポイントやスケジュールを熟知している様子でした。
筆者はアテなし
筆者は下調べなしのぶっつけ本番。直感を頼りにフィールドをさまよい、初めての呼子の雰囲気を楽しみました。
ジグ単リグで攻める
引き出しの多いアジングですが、今回は「考えない」を作戦とし、ジグ単に固定。1~2gのウエイトで沖のブレイクや手前のカケアガリを探りました。
夕マヅメはアジ不発
期待の夕マヅメでは、カサゴばかりがヒット。ボトム意識の釣りが裏目に出てアジの釣果は得られず、焦りが募りました。
リミットメイクならず
常夜灯が効く時間帯に豆アジを1匹ゲットし、地合いを感じてリミットメイクを目指すも、ポロリ連発で3匹をオートリリース……。
結果、5匹揃わず、豆アジ1匹のみでウェイイン会場へ。同行のリエさんは27cmを筆頭に好釣果で、筆者の実力差が浮き彫りに。「努力は実を結ぶ」を痛感しました。
決勝戦
予選通過者9名で決勝戦が開始。有名なインスタライブの舞台で、バケツ内のアジ数で勝負。全員同じフィールド・同時間のフェアな方式で、ローテーションもあり、真の実力が問われる緊張感あるステージでした。筆者もいつかはあの場所に立ちたいと思いました。
参加した感想
初めてのアジングカップ参加。今まで「自分には敷居が高い」と思っていたのが恥ずかしいほど、楽しいイベントでした。参加費以上の賞品や学びも多く、イベントとしても大満足。「アジングのテクニック」やギアの情報も得られ、再参加を強く誓いました。
残業アジング
大会終了後は、プロスタッフが「残業アジング」と称して釣りを楽しむ時間。参加すれば丁寧なレクチャーも受けられ、著名アングラーと直接会話するチャンスも。時間が許すなら、ぜひ参加してみてください。
<松永一幸/TSURINEWSライター>