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夏こそ“心を整える”チャンス。「幸福度を上げる」夏時間の使い方3つのコツ

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夏こそ“心を整える”チャンス。「幸福度を上げる」夏時間の使い方3つのコツ

蒸し暑さが続くこの季節。ついダラダラと過ごしていませんか? 心身を整えてリフレッシュするためには、実は小さな習慣の積み重ねがカギになるそうです。心理学や脳科学に詳しいマインドトレーナー田中よしこさんに「幸福度を上げる夏時間の使い方」を教えていただきました。

教えてくれたのは……マインドトレーナー 田中よしこさん

株式会社コレット代表取締役。心理学・脳科学、コーチングの知見を取り入れ、「自分を本当に知る」ことをメソッド化。個人セッションやセミナーなどを中心に、潜在意識を整え、本心と「未来の理想の思考」を引き出す方法を伝えている。『モヤモヤしない考え方』(ワニブックス)/最新刊『私は私を幸せにできる』(KADOKAWA)がある。

幸福度を上げる「夏時間の使い方」3つのコツ

今年の夏はすでに蒸し暑く、過ごしにくさを感じている方も多いかもしれません。しかし、意識しなければあっという間に過ぎ去ってしまうこの季節は、実は凝り固まった心と体を解き放ち、「幸福度を高める」絶好のチャンスでもあります。

今回は、夏の時間をより有効に活用し、心を整えて毎日をさらに輝かせるヒントをお届けします。

1. 朝の涼やかな時間に「自分だけの瞑想タイム」

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夏の朝は日が出るのが早く、清々しい空気に包まれています。普段はバタバタと過ぎてしまう朝の時間こそ、少しだけ早く起きて「自分だけの瞑想タイム」にあててみませんか?

朝日のまだ涼しさが残る時間帯に、近所の公園を散歩したり、空をぼんやり眺めたりするだけでも構いません。ポイントは「デジタルデトックス」を意識すること。スマートフォンやタブレットには触れず、ただ五感を研ぎ澄ませて、鳥のさえずり、風の音、植物の香りなどを感じてみましょう。

朝の静かな時間に意識的にリラックスすることで、脳のデフォルト・モード・ネットワークが活性化し、自己認識や感情の調整が促されます。また、朝日を浴びることでセロトニンの分泌が促進され、気分が安定して幸福感を高める効果も期待できます。

2. 五感を刺激する「冷涼ティータイム」

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暑い夏には、冷たい飲み物が最高ですよね。せっかくなら、五感で涼を楽しむ「冷涼ティータイム」を意識してみましょう。
普段飲んでいるお茶を、冷たいハーブティーや、見た目も涼やかなフルーツインティーに変えてみてください。お気に入りのグラスに氷をたっぷり入れ、ミントの葉やレモンのスライスを添えれば、見た目からも涼しさが伝わります。さらに自分を癒す時間にするために、心地よい音楽をかけたり、アロマディフューザーでミントやユーカリの香りを広げたりするのも、おすすめです。

冷たい飲み物で喉を潤すだけでなく、視覚(涼やかな見た目)、嗅覚(さわやかな香り)、聴覚(心地よい音楽)など、複数の感覚を同時に満たすことで、より深いリラックス効果が得られます。五感を心地よく刺激すると、ストレス軽減につながり、幸福感を高めてくれるのです。お気に入りのもので自分を満たすひとときは、自己肯定感を育む時間にもなります。

3. 小さな成功体験を積み重ねる「サマーチャレンジ」

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今年の夏は、新しいことにチャレンジしてみませんか? 「小さなサマーチャレンジ」を設定して、日々の成功体験を増やす習慣を作りましょう。例えば、「子どもと一緒に毎日ラジオ体操をする」「週に一度、新しいレシピを試してみる」「週末は行ったことのない場所を散策する」など、ハードルの低いもので構いません。大切なのは、「継続すること」と「達成感を味わうこと」。カレンダーに印をつけたり、簡単な日記をつけたりして、自分の努力を可視化するのもおすすめです。

小さな成功体験の積み重ねは、自己効力感(「自分にはできる」という感覚)を高め、モチベーションを維持する上で非常に重要とされています。毎日、小さな目標を達成することで脳の報酬系が刺激され、ドーパミンが分泌されます。これによって「もっと頑張ろう」という意欲が湧き、ポジティブな感情が循環するようになるのです。

自分らしい夏の幸福時間をデザインしませんか?

慌ただしく過ぎ去る時間の中でも、ほんの少し「心を整える」時間を取り入れるだけで、日々の豊かさが変わります。無理なく続けられることから始めて、あなたらしい夏の幸福時間を見つけてみてくださいね。

この夏が、あなたの心と体を健やかに満たし、さらなる輝きへとつながる時間となるよう応援しています!

shukana/webライター

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