Cellulaの大型自律型水中ドローン「Solus-XR」、水素燃料電池で駆動して5,000km以上の潜水できる
Cellula Roboticsの大型自律型水中ドローン「Solus-XR」は、次世代型燃料電池駆動プラットフォームだ。港間における最小限の監視下での長距離監視任務用に設計されている
Solus-XRは、単独または艦隊での展開が可能で、機器間通信と適応型任務による持続的な海上能力を提供する。
Solus-XRは、高信頼性かつ費用対効果の高い商用AUV調査用コアアーキテクチャを使用して構築され、大型の着脱式ペイロードモジュールに防衛用または商用のペイロードを搭載可能である。
特長
最長耐久の調査用AUVSolus-XRは冗長性を持つ水素燃料電池で駆動し、3ノットの速度で5,000km以上の潜水航続距離を実現
大容量ペイロード前部及び後部の2500リットルのペイロードモジュールは、任務の再構成のために現場で交換可能
用途
港間任務Solus-XRは、対潜水艦戦(ASW)任務を補完するため、複数の受信ステーションを展開できる。受信ステーションからのデータは機上でダウンロード・処理され、Solus-XRの適応型任務エンジンに送られる。対潜水艦戦(ASW)ウインチ展開式細線アレイを装備したSolus-XRは、潜水標的の探知と位置特定に使用できる。低周波音源によりSolus-XRの音響プロファイルを変更でき、戦場形成のための様々な探知応答を提供する。ペイロード投下打ち上げ地点から大きく離れた場所で秘密裏に、Solus-XRのいずれかの大型ペイロードモジュールからセンサーや機器を展開できる。可変浮力システムにより質量の変化を管理する。迅速環境評価(REA)前方に秘密裏に展開され、合成開口ソナーによる広域海底地形の収集が可能で、磁気、CTD、戦場の音響測定によって補完される。機雷対抗措置(MCM)REAの拡張として、Solus-XRは広域調査と自律的人工物探知を任務とすることができる。特定された標的に対して対抗措置を展開できる。
利点
高耐久性Solus-XRは長距離音響通信を提供し、3ノットの速度で5,000km以上の潜水航続距離を実現大容量ペイロードSolus-XRは大型の着脱式ペイロードモジュールに最大2500リットルの商用または防衛用ペイロードを搭載可能
暫定仕様
全長12m断面1.7×1.7m排水量10000kg航続距離45日間で5000km最高速度8ノット標準ISO 40フィートコンテナでの輸送可能搭載可能なペイロードウインチ展開式細線曳航アレイ
海底吸着アンカー
展開可能なペイロード
高速航行耐久性向上用リチウムイオン電池
Cellula Robotics