ボッシュ社 レースと宝探しの入社式
区内中川中央に本社を構えるボッシュ株式会社(クリスチャン・メッカー代表取締役社長)で4月1日、宝探しと四輪駆動車の模型「ミニ四駆」を使ったレースを実施する入社式が行われた。
同社では、「ボッシュらしさ」を入社時に体現して欲しいとの思いで、2017年から入社式をイベントとして実施。18年からは、法人向けイベントの企画・運営会社の協力のもと、内定者自ら自分たちの入社式を企画する仕組みをとっており、23年には運動会を、24年にはファッションショーを行っている。
役員見つけて、アイテムゲット
今年は「宝探し」と「ミニ四駆レース」がメイン。約70人の新入社員は12チームに分かれ、チーム毎にあてがわれたミニ四駆をデコレーションするため、社内に散らばった「宝探し」ならぬ「役員探し」。見つけた役員とのミニゲームで勝つとアイテムがもらえる仕組みで、ゲームをしながら役員らとも交流を深められる仕組みになっている。
昼食をはさみ、最後は各チームに担当役員がついてのミニ四駆レース。12チーム中、メッカー社長のいるチームが優勝した。
同社人事部採用担当の市山千奈美さんは「新入社員が自ら考えた企画で当日は笑顔があふれ、心から楽しんでいる様子をみたときに、ボッシュの入社式のカタチはこれで間違いがないと感じた。オーナーシップをもって動く、仕事もプライベートも楽しむボッシュのカルチャーをよく表していると思う。新入社員からは、圧倒的にコミュニケーション量の多い初日を終え、翌日からの研修にも『とても意欲的に取り組んでいます!』という報告の声が届いている」と話した。