「カビキラー」でお風呂場の“天井”を掃除するときの“NG行為”「危険!」「黒いポツポツ消えた」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)の三木ちなです。湯船に浸かっているとき、ふと天井を見上げると黒い斑点を見つけたことはありませんか? これは天井に発生したカビ汚れです。カビキラーを使えば手っ取り早く落とせそうですが、いくつか注意点も……。ここでは、カビキラーでお風呂場の天井を掃除するときの「NG行為」と合わせて、ただしい使用方法についてもご紹介します。
直接スプレーは絶対にNG!
カビキラーはカビに直接スプレーして使う薬剤ですが、天井に関してはNGです。目線よりも上の位置に噴射すると、跳ね返りや液だれして皮膚にかかったり、目にはいったりする危険があります。
安全に掃除をするためにも、天井にカビキラーを噴射する使い方は絶対にやめましょう。
カビキラーでお風呂場の天井を掃除する方法
用意するもの
・カビキラー
・柄つきのスポンジ
・手袋
わが家には柄つきのスポンジがないため、フロアワイパーとクロスで代用しました。
手順1.スポンジ(クロス)にカビキラーをスプレーします
手順2.天井にカビキラーを塗りつけます
強い力を入れなくても、軽く滑らせるだけで塗布できます。
手順3.数分間置いたら水で流します
このとき、目や皮膚にカビキラーがつかないよう気を付けてください。シャワーの水圧が強いと跳ね返りが起きやすいので、ほどよい強さに調整しましょう。
掃除後はクロスを替えて、水滴を拭き取ると水アカも防げます。
壁のカビ掃除も同じ方法で
繰り返しになりますが、カビキラーは目線よりも上の位置に対しては直接スプレーできません。壁の高い位置のカビ取りをする場合も、今回と同じやり方なら安全に掃除できますので、ぜひ試してみてください。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア