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【まるで美術館】初めての雪と、一本だけの紅葉… 北海道を感じる絶景/十勝「三国峠」

Sitakke

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数多くの「絶景」を持つ北海道。
観光情報にはなかなか載っていない、「日常の絶景」も多くあります。

今回は、HBC帯広放送局のカメラマン・大内孝哉さんが撮影した、十勝の三国峠の風景をお届けします。

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

まるで美術館に飾られている風景画

北海道に今季初の雪の便りが届いた日、向かったのは、三国峠です。
上川町と上士幌町をつないでいて、北海道の国道の中でもっとも標高が高い峠とも言われているため、雪が積もるのも早いです。
まるで美術館に飾られている風景画のような光景が広がっていました。

前編では、エゾシカのお出迎えに始まり、展望台に向かう道中の絶景をご紹介しましたが、今回はいよいよ展望台からの景色です。美術館をめぐるような感覚でご覧いただけると嬉しいです。

【前編:モノクロの世界・彩られた世界を一日で体感 秋と冬のコラボレーション】

・撮影日:2024年11月
・撮影場所:三国峠 展望台付近

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/13
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

「三国峠展望台」へ到着しました。

札幌に住んでいるときから撮影したかった光景です。
やっとこの場に来ることができました。

奥から差し込む暖かい太陽の光と、一本だけ紅葉しているイチョウの木。
この二つが景色の雰囲気を作ってくれています。まさに「絶景」でした。

・撮影日:2024年11月
・撮影場所:三国峠 展望台付近

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/10
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

冒頭で「美術館のような峠」とお伝えしましたが、日の光は美術館でいうと、作品を照らす照明のようです。

そんなふうに勝手に解釈し、この場限りの風景を楽しんでいました。

・撮影日:2024年11月
・撮影場所:三国峠 展望台付近

・シャッター速度 1/100秒
・絞り f/10
・ISO 640

・カメラ:SONY a7Ⅳ
・Edit. Adobe Photoshop Lightroom

秋の紅葉シーズンに人気の三国峠ですが、これだけ自然が広がっていれば、どの季節に行っても美しい光景が広がっているはずです。

峠なので、運転には細心の注意が必要ですが、北海道を感じられる素晴らしい峠だったなと感じました。

来年は春夏秋冬の三国峠の景色も見てみたいです。

ご覧いただきありがとうございました。

第5音更川橋梁

連載「テレビカメラマンがとらえた“一瞬”の北海道」

撮影・文:HBC帯広放送局 大内孝哉
2015年からテレビカメラマンとして、主にニュースやドキュメンタリーを撮影。担当作品に映画/ドキュメンタリー「ヤジと民主主義」や、ドキュメンタリー「核と民主主義」「ベトナムのカミさん〜共生社会の行方〜」「101歳のことば ~生活図画事件 最後の生き証人~」「クマと民主主義」など。
2023年10月から帯広支局に異動。インスタグラム@takayasunset0921では、プライベートで撮影した北海道の写真を公開中。

編集:Sitakke編集部IKU

※車は停車し、安全に配慮して撮影しています

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