83歳の男性が入院、外に繋がれた2匹の犬が置き去りに…散歩も行ったことがない過去と『保護後の結末』に涙腺崩壊「よく頑張った」「感謝」
今回ご紹介するのは、YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」に投稿された1本の動画です。動画は1万5000回以上も再生され、「こんな可愛い子を置き去りにするなんて」「今まで本当によく頑張ったな…」「ご近所さんの連絡が無ければどうなっていたのか…」など、多くのコメントが寄せられ話題になっています。
散歩も行ったことがない犬たち
動物の殺処分ゼロを目指して活動する非営利団体「アニマルレスキューMiki Japan」さんが紹介した動画が、大きな話題となっています。ある日、外に繋がれた2匹の犬が置き去りになっている…と通報を受けたそう。通報してくれたのは、わんこたちのご近所に住む方でした。
なんでも、2匹の飼い主である83歳の男性が入院することになり、わんこを保健所に連れて行くと周囲に漏らしていたよう。それを心配したご近所さんが、当団体に保護を求めたという経緯でした。迎えに行った2匹は暗い小屋に繋がれたまま右往左往しており、驚くべきことに散歩も行ったことがなかったのだとか。
施設での暮らしに馴染んだ2匹
わんこたちがいる徳島県から施設のある愛媛県まで、スタッフが車を出して2匹を連れてきました。施設に来た2匹は人間大好き、元気いっぱいな性格でしたが、兄の「レオ」くんはガリガリに痩せており、妹の「みく」ちゃんは毛玉だらけ。飼育状態が悪かったことが伺えたといいます。
スタッフにたっぷり愛情を注がれた2匹は、それぞれの個性を表し始めました。レオちゃんはやんちゃ、みくちゃんはご飯のとき立ち上がってしまうほど食いしん坊なわんこだったとか。伸び伸びと施設の暮らしを満喫していた2匹ですが、ついに運命の扉が開かれます。
それぞれの道へ…第2の犬生に涙
施設はあくまで一時的にいられる場所。スタッフは2匹の里親を探し続けていました。その結果、トライアルを経てそれぞれの里親が決定したのです。兄妹それぞれ違う家に迎え入れられることになりましたが、どちらもとても優しいご家族だったといいます。
新しい飼い主さんに抱き上げられた2匹は、これ以上ないほどの満面の笑みを浮かべていたそう…!たくさん寂しい思いをした分、これからたくさんの幸せが降り注ぐように祈るばかりです。
この投稿には「保護して下さりありがとうございます」「里親さんに巡り会えて本当に良かったです」「幸せな犬生でありますように」などのコメントが寄せられています。団体の活動の様子はYouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」の他の投稿からチェックすることができます!
写真・動画提供:YouTubeチャンネル「アニマルレスキュー Miki Japan」さま
執筆:小泉 あめ
編集:わんちゃんホンポニュース編集部
※本記事は投稿者さまの許可を得て掲載しております。