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【茅ヶ崎市・寒川町】増やせ読書人口 週間に合わせてイベント多数

タウンニュース

ハマミーナで開催されたビブリオバトル

10月27日から11月9日までの読書週間に合わせ、地域の図書館や書店では読書に関心を持ってもらおうと各種イベントや企画を展開している。

茅ヶ崎市立図書館や川上書店、長谷川書店、認定NPO法人まちづくりスポット茅ヶ崎が立ち上げた「本がだいすきプロジェクト」は、読書週間に合わせ11月1日、2日、3日にビブリオバトルを開催した。

参加者が「読んで面白いと思った本」を持ち寄って発表し、「どの本が一番読みたくなったか」を投票で決める知的書評ゲームで、同プロジェクトとしての開催は初。3日間で50人以上が参加し、主催者は「イベントを通じて読書人口を増やしたい」と話す。

また、茅ヶ崎市立図書館本館2階展示ホールでは11月19日(水)まで読書週間茅ヶ崎市児童・生徒ポスター展が開催されており、市内の各小中学校から応募のあった90点のなかから、入賞作15点が展示されている。

寒川町総合図書館では12月14日(日)に、「サンタといっしょに図書館まつり2025」が開催さる。スタンプラリーやかるた大会、文書館のバックヤードツアーなどが企画されている。

借りられている本売れている本は?

地元図書館に最近借りられている本について聞いたところ、表のようなランキングになった。

茅ヶ崎市立図書館で7月1日〜9月30日に貸出1位の『成瀬は天下を取りに行く』は昨年の年間貸し出し数もトップ。同館スタッフは「近年は本屋大賞を受賞した作品が多く読まれる傾向があります」と話す。また映像化の機会も多い東野圭吾さんの作品が両市町で強さを見せている。

長谷川書店の長谷川静子店長が「高市早苗首相の愛読書として紹介されたことで、にわかに売れています」と話すのが『ビジネスマンの父より息子への30通の手紙』(新潮文庫)。1994年に発行されたビジネス書のミリオンセラーだが、訳を手掛けたのが作家・城山三郎。長谷川さんは「城山さんは茅ケ崎駅南口そばに執筆室があり、当店にもよくお見えだった。地元ゆかりの人物として注目してもらえたら」と話す。

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