【ガチ検証】セブンの偉い人が「声が出なくなるほど辛い」と言う激辛カレーを食べてみた結果…!
2025年7月29日、セブンの夏フェア『真夏のグルメ 旨辛界隈』がスタートした。読んで字の如く、期間中は複数の旨辛グルメが展開される “いかにも” なフェアとなっている。
ぶっちゃけ、それ自体はどうということも無いのだが、お恥ずかしい話、私自身が深刻なネタ不足に陥っていた。それを見透かしたかのような「発表会に来ませんか~?」というお誘い。これは導かれているのか……!?
・発表会へ
「セブンが旨辛フェアをやる」と聞いてワクワクする人が、この世界に何人いらっしゃることだろう? これは特にセブンの悪口ではなく、世の中の人にとって「コンビニのフェア」はさほど大きなトピックではあるまい。
だもんで本来なら「セブンのフェアの発表会」も基本スルーなのだが、ライターにとってネタ不足は死活問題である。背に腹は代えられぬ……というわけで朝から『真夏のグルメ 旨辛界隈』の発表会に出かけてきた次第だ。
・声が出なくなる?
さて、1時間ほどの発表会ではフェアに関する概要説明や実食レポもあったが、正直私は焦っていた。「やべえ、発表会に来たはいいけど書けることがねえ」と。そんな時であった。
詳細な肩書は後述するが、登壇していたセブンの偉い人がある商品のことを「声が出なくなるほど辛いカレー」と述べていたのだ。声が出なくなるほど……辛いカレーだと? そんなカレーをコンビニで売るなんて、やるやんセブン!
声の主はセブンイレブンジャパンの商品本部で「米飯・麺類部 シニアマーチャンダイザー」を務める佐藤達也氏。よくわからない肩書だが、米系と麺類の商品に携わるセブンの偉い人のようだ。
・銀座デリー監修
で、その佐藤氏が「声が出なくなるほど辛い」と述べていたのは「銀座デリー監修 カシミールカレー」で、価格は645円。商品名からお分かりの通り、超有名カレー店「銀座デリー」が監修したカシミールカレーである。
カシミールカレーの発祥は実はインドではなく銀座デリー、という豆知識はさておき、確かにデリーのカシミールカレーはズバッと辛い。セブンで展開されるフェア商品の中でも、最上級の“レベル3”の辛さとのことだ。
よし、セブンのカシミールカレーよ。俺の声を出なくさせてみろ。願わくば「コンビニでこんなに辛いもん食ったことねえ!」と言いたい。というわけで、恐る恐るカシミールカレーを食べてみると……
!!!!!!!
「ウソーーー! 声出るゥゥゥゥウウウーーーーー!!」
確かに銀座デリー監修だけあって、辛いのは辛い。辛さが苦手なら食べ切れない人もいることだろう。一方であくまでフェアは “旨辛” であり「激辛」ではない。声が出ないなんてことは当然なく、辛さに強い人なら美味しく感じる程度の辛さであった。
また、辛さだけではなくデリーの特徴である“ビターなウマさ”を何とか再現しようという心意気は伝わって来た。当然、キレ味を始め総合力は本家の方が上だが「ジェネリックカシミールカレー」としては上手に出来ているのではないだろうか?
・声は出るけどウマい
結論を申し上げるとセブンの「銀座デリー監修 カシミールカレー」は声が出なくなるほど辛くはなかった。んもう、佐藤さんったら大袈裟なんだから! ただ確かに銀座デリーの遺伝子を感じるカシミールカレーであったことも事実である。
セブンの『真夏のグルメ 旨辛界隈』は数週間にかけて開催されるようだが、ひとまず「銀座デリー監修 カシミールカレー」はオススメしてもいいだろう。でも結構辛いから苦手な人は食べちゃダメだぞ☆
参考リンク:セブンイレブン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.