「廊下がきれいな人」があえて置かない“3つのもの”「よく置いているモノばかり…」「今すぐ片付けます」
お掃除スペシャリスト(クリンネスト1級)で整理収納アドバイザーの三木ちなです。掃除しやすい家にするには、できるだけ動作動線がスムーズな状態がベスト。そのためにも、廊下にものを置きすぎるのはNGです。ここでは、掃除効率を上げるために、わたしがあえて「廊下に置かないもの」をご紹介します。
1.日用品のストック
買い置きの日用品はかさばるため、保管場所に困りがち。中でもティッシュやトイレットペーパーは、“いざ”というときのストックを余計に買いやすいです。
しかし、日用品のストックは増えるほど幅をとるため、スペースが足りず廊下に追いやられる場合が少なくありません。ティッシュやトイレットペーパーのような、縦に積み上げられるものは特に要注意です。
廊下を日用品置き場とするのは本来の使い方ではありませんし、廊下の行き来がしづらくなります。
日用品のストックはきちんと“定位置”を決めて、「入らない分は購入しない」のようなルールを設けると、買いすぎ&廊下が物置化するのを防げます。
2.掃除用具
掃除用具も、廊下に置かれやすいもののひとつ。置き場所に困るモップやフロアワイパーを、廊下に立てかけていませんか?
廊下に置いておくと「すぐに掃除できる」メリットがある一方で、やはり通行の妨げになってしまいます。汚れた掃除用具が廊下に置きっぱなしになっていては、見た目的にも残念です。
よくよく考えれば、掃除道具を廊下に置かない方が、ものをどける手間が省ける分掃除がラク。ロボット掃除機を使うご家庭なら、なおさら掃除効率がアップしますよ。
3. 家具
ただでさえ狭い廊下に、わざわざ家具を置くのはおすすめできません。実家の2階廊下には、かつて漫画用の本棚が置いてあったのですが、行き来するのに狭かった思い出があります。
廊下にものがあると掃除もしづらい上に、家具を置くとなればホコリをとるなど掃除の手間も倍増。家具は無理に置くものではないという考えなので、廊下にまで設置するのは避けています。
廊下はものを減らして“すっきり”と
掃除のしやすさを考えるのなら、「廊下にはなにも置かない」のが理想的です。掃除機やモップがけもしやすく、汚れも簡単に取り除けますよ。
年末の大掃除前に、ぜひ廊下をすっきりと整えませんか?
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア