総合格闘技 全日本制覇を報告 東原小6年 中坊一さん
総合格闘技大会「第8回全日本キッズ/ジュニア修斗(しゅうと)選手権大会」のキッズ48kg級で優勝した中坊一さん(座間市立東原小6年)がこのほど、座間市役所で佐藤弥斗市長に喜びを報告した。
「修斗」とは、世界で初めて総合格闘技を競技化した日本生まれのスポーツ。ボクシングやムエタイ、柔術など、様々な格闘技の要素が取り入れられている。
中坊さんは、父の影響で5歳から格闘技を始めた。今では、総合格闘技と柔術のジムを掛け持ちで通い、週7日の練習に取り組んでいる。
大会は昨年12月に兵庫県で開かれ、中坊さんは決勝で前回チャンピオンと対戦。序盤から攻勢を仕掛け、開始30秒で勝利する圧巻の試合運びで優勝した。
中坊さんは「努力は裏切らないと信じて練習してきた。優勝できてうれしい」と喜びを語った。
佐藤市長は「強い相手と戦い、優勝したことは素晴らしい」と称えた。
今後の活躍を期待して座間市や近隣市の企業などから支援の申し出も多く、中坊さんは「中途半端なことはできない。今まで以上に信念を持って戦いたい」と話した。
次戦は、2月22日(土)にスカイアリーナ座間武道場で行われる大会に出場予定だという。