【絶景ドライブ】ひんやりを求めて山梨へ 「絶景!山梨&静岡ドライブガイド」の活用術!
今回は「週末は書店に行こう!」の番外編。絶景を楽しむドライブガイド最新刊を紹介
静岡新聞社出版部のアッキーこと秋田です。静岡県と山梨県は「中部横断自動車道」の開通でグッと近くなりました。徳川家康や武田信玄ゆかりの地、海の幸・山の幸―。両県は歴史、自然、食の魅力がいっぱいです。
そこで今回は、静岡新聞社と山梨日日新聞社の共同編集で2024年7月30日に発売したばかりのガイドブック「絶景!山梨&静岡ドライブガイド」から、山梨日日新聞社出版部お薦めの夏向け日帰りドライブコースを紹介します。
見るもよし、食べるのもよし。ドライブガイドに収録した日帰りドライブ(20コース)の中から、特にこの時期にお薦めしたい、地元新聞社だからこそ知る穴場スポットのご紹介です。
この時期のお薦めは涼しさを満喫する都留・西桂コース
山梨日日新聞社出版部の編集担当者がお薦めするのは、本の42〜47頁で紹介した「都留・西桂コース 旧谷村藩領と名水の地を行く」です。
【モデルコース】スタート:中央自動車道都留IC→尾県郷土資料館→勝山城跡→田原の滝→三ツ峠さくら公園→中央自動車道富士吉田西桂スマートIC(走行距離24.1km、走行時間約45分)
徳川時代、江戸に近い都留の地には谷村藩(後に幕府直結)があり、将軍家御用達の茶葉や新茶を江戸城へ運ぶ宇治採茶使一行「茶壷道中」を担っていました。その道中が現在も祭りで再現されるなど、歴史の面影豊かなコース。その一方で、山梨県立リニア見学センターでは、走行試験の様子などを見学できます。
鉄道ファンやファミリーに人気のリニア見学センター
ここでしか買えないリニアグッズを扱うショップもあり、鉄道ファンや親子連れなどに人気。リニア実験線と見学コースが設けられ、世界最先端の技術を見ることもできます。
滝壺のマイナスイオンを浴びてリフレッシュ
このコースは滝も多く、都留市の名勝に指定された「田原の滝」や「太郎・次郎滝」などがあり、松尾芭蕉も句に詠んだといいます。「田原の滝」は清流、桂川が勢いよく滝壺を打つ様子がまさに絶景。滝壺のマイナスイオンを浴びることで、気分もリフレッシュします。富士急行線と国道139号線に近いことから、撮影スポットとしても人気です。
静かな寺茶房でおいしいランチやパフェを
さらに名水の地・長慶寺境内にオープンしたばかりの「寺茶房 喫茶去」は、ランチや軽食、和パフェなどを楽しみつつ、四季折々の美しい景色が眺められ、お寺ならではの静かな非日常の時間を過ごせる人気スポットです。
今回紹介したコースのほかにも、魅力的な観光スポットばかりです。暑い日が続く中、涼や食を求め、ガイドブック片手に山梨日帰りドライブに出掛けてみてはいかがでしょうか?お求めはお近くの書店、新聞販売店へお問い合わせください。
「絶景!山梨&静岡ドライブガイド」
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https://www.at-s.com/book/article/leisure/694463.html
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