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皆さんに口癖はありますか？　環境や年齢の変化などで、コミュニケーションにおいて「この言葉よく使うようになったな」と感じるものもあるかもしれません。先日ママスタコミュニティには「『大変だねー』って言われるのは嫌？」というタイトルで、このような投稿がありました。投稿者さんは最近、自分の口癖が「大変だねー」であることに気がついたそうです。

『「風邪引いちゃって」と言われても、「あら、大変だね。お大事に～」、子どもがグズるから親に預けて買い物したって聞いても「大変だね」、土日出勤と聞いても「（平日より忙しいから）大変だね～」、息子が休みの日に課外や部活で学校に行くときも「大変だね～」と言っちゃう。

自分のこともちょっとしたことで「大変だわ〜」と言う。ちょっと我慢していてトイレに行きたくても「大変～。トイレに行きたい！」みたいな。別に大変でも何でもないけど、「おつかれ、忙しいね～」みたいなニュアンス。ときどき一瞬ムッとした表情をする人がいることに気がついて、もしかしてイラっとするのかな。嫌な人が多かったら頑張って改めようと思います』

他人と話していると、何かにつけて「大変だね」と言ってしまうことに気がついたという投稿者さん。しかしその「大変だね」という言葉が相手を不快にさせてしまっているのではないかと思い、ママたちに意見を求めていました。この投稿にママたちからはどのようなコメントが寄せられたでしょうか。

「大変だね」と言われると嫌な気持ちになる？

『優しい人だよね。気遣いの言葉をかけてもらったら、嫌な気持ちにはならないかな。ただ言い方や表情によって違う受け取り方もあるかも』

『いつも一緒にいる人なら口癖だって気がつきそうなものだけどね。初対面なら大袈裟な人だなとは思うかもだけど、別に不快ではないよ』

すぐに「大変だね」と言ってしまう自分自身を反省しているという投稿者さん。しかしママたちからは「不快な気持ちにはならないよ」というコメントが寄せられていました。日常のちょっとした会話だとしても、その人が頑張っていることや苦労していることに対する「大変だね」は、励ましの意味も込めているでしょう。その意図がわかっている相手であれば、投稿者さんの言葉にイラっとすることはないのではないでしょうか。ただ言い方や表情、アクションなど言葉以外のコミュニケーション次第では別の意味に捉えられる可能性もあるかもしれません。

気持ちがこもっていないと思われている可能性も？

『別になんとも思わないよ。わざわざ大変アピールされるから、あなたも「大変だね～」と言っているんでしょ。それでムカッとなるなら大変アピールなんてしなきゃいいのにね。「私のほうが大変！」と言ってほしいのかな。もしくはその「大変だね〜」に気持ちがこもっていないのかな？　軽く言っているならそこにイラっとされたのかもね』

「大変だね」の言い方に関しては、オーバーリアクションだったり心がこもっていない様子に見えたりするとイラっとされる可能性はあるようです。たとえば病気や事故などの不幸があった場合なのに少し笑みを浮かべたような軽さで「大変だね」と言われると、相手も「失礼ね」「バカにしてるの？」と思うかもしれませんよね。逆に「仕事が忙しかった」「義母が面倒くさい」など日常のちょっとした出来事なのに重々しく「大変だね」と神妙な顔つきで言われると「大袈裟すぎてわざとらしい」と不快感を抱くことも。「大変だね」という言葉が、話の内容やシチュエーションなどに適していない場合には相手がムスッとしてしまう可能性もあるかもしれません。

「大変だね」ではなく、別の言葉で言い換えてみては？

『「大変だね」より、「大変だよね」のほうが共感している感じでいいと思う』

『「大変ね」より、「お母さん頑張っているね」のほうが励まされるよ』

『「大丈夫？」と言ってもらえるほうが気が楽。それか「頑張りすぎだよ」と言ってほしい』

ママたちからは「大変だね」に代わる言葉のアイデアがいくつか寄せられていました。「大変だよね」と、「よ」を挟むだけでも「同じ経験をしたからその苦労がわかる」という共感の意味合いが強くなるのではないでしょうか。また「頑張っていて偉いね」と相手の頑張りを褒めたり、心配の気持ちを表したりするのもよさそう。そんなふうに「大変だね」以外の言葉で相手を思いやるコミュニケーションが取れると、相手を不快にさせるリスクは減っていくかもしれませんね。

本当に「大変だね」と思っているならそう言っていい！その先の話を盛り上げてみては？

『大変は気にならないよ。むしろ嬉しい。捻くれている人は何を言ってもイラっとするから気にしないでいい』

『別に何とも思わない。大変な状況で「大変だねー」と言われるならね。「大変だねー、私なら絶対無理ー。あははー」とかだとイラっとする』

『ケースバイケースかな。高みの見物的な感じで、私とは関係ないけど「あなた大変ね」みたいに受け取られかねないし、話を聞いてほしかったのに話を切られてしまったという印象を与えかねないかな。でも個人的には本当にしんどいときに、フランクに軽い口調でそれを言われて救われることも多々あったよ。その言葉待ちで悩みをボヤいてみることもあるかも。すぐに「大変」と言い切っちゃうんじゃなくて、「それでそれで？」と話を促すような空気感だといいのかもね』

ママたちからはさまざまなコメントが寄せられましたが、「受け取る人にもよる」という意見もありました。心が捻くれている人は投稿者さんがいくら心を込めて「大変だね」と言っても、ネガティブな意味に捉えたりイライラしたりするかもしれません。状況に合わせた言い方や表情は意識しつつも、投稿者さんが「大変だね」と思ったときは、そのまま素直に伝えたらよいのではないでしょうか。

ただ「大変だね」の言葉の後にもっと話を掘り下げて聞くことで、相手に寄り添いの気持ちが伝わるのでは？　というコメントもありました。「大変だね」という口癖は決して悪いものではないですから、投稿者さんは自分を責める必要はないはず。話の内容やシチュエーションに応じた、「大変だね」以外のコミュニケーションを広げることで、相手もさらに投稿者さんに話しやすくなるのではないでしょうか。