資さんうどんが「すかいらーくグループ」に 資さんの良さを守りながら全国にファンを増やす【北九州市】
うどんチェーン店「資さんうどん」を展開する株式会社資さんは9月6日、「すかいらーくグループ」に入ることを発表しました。10月上旬に同社の全株式に関する株式譲渡契約が締結、譲渡が実行されます。
グループへの参画により、「『北九州の資さん』から『九州の資さん』へ、そして今後は『日本の資さん』『世界の資さん』を目標に、あらゆる地域のより多くのお客様に心を込めた最高の一杯を通じて幸せをお届けできるよう、グループ一丸となって邁進」するとしています。
今冬には関東への出店を予定 資さんの良さを守る
創業者の大西章資さんが、北九州市の戸畑区でうどん店をオープンさせたのが1976年のこと。「おいしいうどんを食べてもらいたい」という一心で、味と素材にこだわり、美味しさを追求して誕生した「資さんうどん」は、今や“北九州のソウルフード”と呼ばれる存在です。
昨年12月には九州全県への出店を達成。中国・関西地域でも楽しまれているほか、今冬には関東への出店を予定しています。
グループへの参画後も、資さんの経営理念『幸せを一杯に。」や人を大切にすること、やみつきになる味・リピートしたくなる温かいサービスを提供することなど資さんの良さを守りながら、地域で愛される店舗・会社であり続けていくために力を合わせていくとのことです。
シナジーによるスピーディな事業展開に期待
同社は、既存の地域での提供価値をさらに高め、あらゆる地域のより多くの人に幸せを届けられるよう、今後の成長戦略として、新規地域への進出および出店の加速、人を中心にした経営ならびに人財の育成強化、サプライチェーンの最適化、イノベーションの加速、さらには、新たに海外市場へ挑戦していくことを掲げています。
市民から愛される“北九州ソウルフード”の今後の展開から目が離せません。
詳細は、資さんうどんのホームページで確認できます。
※2024年9月19日現在の情報です
(北九州ノコト編集部)