泉大津でのショアジギング釣行で無限サバ祭り【大阪】サゴシは不発
LSJタックル1本で泉大津へと向かった。早朝からのエントリーで、狙うはサゴシ。ちょっとだけお休みにしていた釣りだったが、やはり回遊しているうちにもう少し取っておきたい。だが今回は、終始サバとの戯れとなってしまった。サゴシの気配もなくはなかったが、キャッチまではできなかった。
サバがわいていると聞いて
泉大津のマイポイントへ。狙い物はサゴシだが、噂では、サバが大量発生していると聞いていた。
サバはここ最近大阪南港ではちょっと見なくなっていたので、ちょっと場所を移したのだろうかと確認する意味もあった。早朝の釣行だが、寝る前からイメージしていたので、目が覚めたときには頭はすでにしゃきっとしていた。準備万端だ。
タックルはLSJ1本、9.6ftロッドに4000番ハイギアリールにPE1号を巻いて、リーダーは16lb＋40lbの先糸でやっていく。今年のサゴシは早巻きでくらいついてくるので、バイト時の衝撃に耐えられるように、気持ち先糸を太くしている。
まあそうはいっても、タチウオもサゴシも高活性時にはどんな太さのイトでも噛み千切ってしまうのだが。
日の高い時間までサバ
30gのメタルジグを主に投げ込んでいく。気持ちよくウェイトが乗って、難なく底が取れる。スピードを上げるために40gに変えて、ぐりぐりとひたすら巻いてくる。どちらかといえば、今年のパターンでいえば40gの感じだ。だが、何をやろうとやるまいと、ひたすらサバがつついてきた。
気が付けば早朝の気配はすっかりない。しかし、ここに至るまでほとんどノンストップでサバ連打だったので、退屈を感じることはなかった。
ちょっと前より一回り大きくなっている。潮に揉まれてあっちこっち回遊している証拠だろう。
サゴシカッター炸裂
この日困ったのは、サゴシカッターだった。バイトと同時に、ルアーの重量がフッと抜けて、ジグをロストしている。繰り返すこと、3回。もったいないことに、高価なタングステン製のジグまで持っていかれてしまった。どうせなら安いジグを持って行ってくれよ……と嘆きたくなる。
途中からはサゴシは釣れたらOKという気分に切り替えて、ジグサビキへとチェンジした。すると今度は、ジグサビキのサビキのほうまで切ってしまう。まったく、なぜこうなのだろうか？
しかしサバは日が高い時間まで止まることなく、私も自分の食用に10尾ほど確保した後は、ただひたすら釣り続けていた。途中からはハリのカエシを潰して、魚体をいたわりながら釣ってはリリースするを繰り返す。
この日は周りの人に目を配っていても、やはりサバサバサバのサバ祭りだった。サゴシを釣った人は果たしていたのだろうか？まあ、同じような魚ではあるが。
ちなみに私は皮肉なことにこの翌日立ち寄ったなじみの居酒屋で、マスターにすすめられてサワラの茶漬けを食べることになる……。とってもおいしかったが、自分で釣った魚で調理してもらいたかった。
やはり好調なのはLSJか
この前日は泉南でアジング、翌日は大阪南港でアジングをした。前週はメバリングをやってみてカラッポ（アコウが釣れたけど）だったので、今は高確率で釣れる魚がほとんどいないことになる。まあサバだけはうじゃうじゃいるわけだが、より上等なサゴシを狙おうとするとボウズを食らうことも多そうだ。
とはいえ、今大阪湾沿いで何か釣るなら、やはりLSJかなという気がする。もちろん泉南や垂水ではアオリイカも釣れているだろうが、時期的にそろそろ釣れ渋り始める頃ではないだろうか？タチウオの噂もすっかり聞かなくなった。
ブリ族の到来もあるかもしれないし、やはりLSJはやる価値がある。ジグだけではダメな日があるので、保険としてサバゲットのためのジグサビキを持っていくことを勧めておきたい。
＜井上海生／TSURINEWSライター＞