天神ビッグバンの新たな象徴—ONE FUKUOKA BLDG.開業で広がる未来
2025年4月24日、ついに開業を迎える「ONE FUKUOKA BLDG.(以下、ワンビル)」。それは天神エリア最大級の再開発で、いわば「天神ビッグバン」の要。待ち望んでいた新スポットがいよいよ誕生します。これからの天神を象徴するランドマーク、ワンビルは新しい時代のビジネスとコミュニティをつなぐ場としての役割も期待されています。
街と人がつながるスカイロビー
ワンビルの6・7Fに位置するスカイロビーは、天神交差点を一望できる絶好のロケーション。ここはオフィスやカンファレンスホールの利用者だけでなく、誰でも立ち寄れるオープンスペースです。1Fから6Fへ直通のシャトルエレベーターでアクセスし、上階へ向かうためには必ず経由する設計になっています。
渡辺通り沿いにはテラスも。仕事の合間に外気を浴びてほっと一息!
こちらは6Fと7Fをつなぐコンビビアル階段。「楽しい」や「社交的な」を意味するその名のとおりソファが配され、自然な交流の場として活用できそうです。ラウンジやコワーキングスペース、カフェ(明治通り側)も併設され、コーヒー片手に仕事や打ち合わせをすることが可能です。
企業間や個人間のコミュニケーションを促進するきっかけとなるスカイロビー。7Fに入居するアメリカ発のイノベーションキャンパス「CIC Fukuoka」の姉妹団体「Venture Café Fukuoka」が主催する(による)トークセッション「Thursday Gathering」が毎週木曜日に行われ、学生やワーカーが集う場としても活用される予定だそう。創造的なアイデアの交差点となり、新たなプロジェクトやコラボレーションが具現化する場として期待されています。
ハイレベルなセキュリティと便利な機能
ワンビルでは最新の顔認証システムが導入されており、セキュリティも万全。アプリ連動型のシステムにより、入退室管理、座席予約、来訪者の事前登録などがスムーズに行えます。オートメーション化されており、手ぶらでのオフィス利用が可能。セキュリティーが解錠されるとエレベーターの適切な乗り場に案内してくれます。ストレスフリーな移動を実現し、働く人々にとって快適かつ安心な環境を提供してくれます。そして、ワーカーのためのアプリは、混雑状況の可視化や来訪者管理までサポートし、まさに次世代型のスマートビルといえるでしょう。
見晴らし最高のオフィスフロア
オフィスフロアは、1フロアあたり1400坪という驚きの広さを誇ります。縦91.2m×横62.4mはサッカーコートの大きさとほぼ同等で、西日本最大級。8分割までレイアウトが可能で、窓は二重構造、自然換気システムやLED照明の調色機能も完備。視界の開けた眺望も圧巻で、こんな環境なら仕事もはかどること間違いありません。
開放感に加え、エネルギー効率の高い設計も特徴的です。自然光を取り入れる工夫や調光システムにより、快適さと環境負荷の低減を両立。働き方の質を高めるだけでなく、持続可能なビジネス活動を支える場としても注目されています。
災害時の備えも安心
防災対策も抜かりありません。福岡市と協力し、約555人分の水・食料(3日分)や毛布を備蓄。31言語対応の案内やアレルギー情報も考慮され、地域住民やビル利用者の安全を確保します。天神エリアの一時帰宅困難者を受け入れる拠点としても機能するワンビル。地域社会との連携を重視した設計は、災害時にも頼れる存在として評価されることでしょう。
ONE FUKUOKA BLDG.は、単なるビジネスの拠点を超え、街と人、未来をつなぐ“創造交差点”として新しい価値を提供します。開業日が待ち遠しいですね!
ワンビルのほかにも、新たな高層ビルが次々と建設され、天神の街はさらなる進化を続けています。ショッピングやグルメ、エンターテインメントの選択肢も広がり、活気と魅力にあふれる未来が目の前に。これからの天神の明るい未来に、ぜひご期待ください。