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残り時間1秒でも目が離せない!B.LEAGUE『神戸ストークス』試合観戦レポ【後編】 神戸市

Kiss

兵庫県内唯一のB.LEAGUEプロバスケットボールクラブ『神戸ストークス』の新ホームアリーナ『GLION ARENA KOBE(ジーライオンアリーナ神戸)』(神戸市中央区)でのバスケ観戦の魅力を、4月5日のこけら試合に訪れた記者がレポート形式で紹介!

前編ではGアリの紹介がメインとなりましたが、今回はオープニング~試合の模様を余すことなくお届けします。

【試合開始1時間前】
オープニングセレモニー

炎の演出まで…!このレベルを毎試合やる“エンタメ力”の高さは素直に嬉しい

会場では試合開始(ティップオフ)までの時間が表示されており、1時間前になると「オープニングセレモニー」が始まるのですが、パフォーマンスの「力の入り方」がまあすごい!

優れた音響設備、照明、超巨大なLEDビジョンを駆使した演出は“見ごたえ抜群”なので見逃し厳禁です。

©KOBE STORKS

クラブの勝利の女神である「ストークスチアリーダーズ」が、キレキレのパフォーマンスでお客さんのボルテージをガンガン上げてくれます。パフォーマンスはオープニングだけでなく、ハーフタイムやタイムアウトなど様々な場面で披露されますよ♪

©KOBE STORKS

クラブの公式マスコットキャラクター「ストーキー」の存在も忘れてはいけません。可愛い顔をしていますが、ひとたびダンスを躍らせたらすごいんです(笑)。愛嬌もたっぷりで、グッズが欲しくなること間違いなし!

セレモニーには毎回さまざまなゲストも呼ばれるので、ゲスト目当てに観戦する試合を決めるのも、バスケ観戦の楽しみ方のひとつ。

【試合開始30分前】
応援練習

パフォーマンスがひと段落すると選手たちの試合前アップが始まります。その時、アリーナMCやチアリーダーズによって行われる「応援練習」に、初観戦の方はぜひ参加してください!

大きなビジョンに「CLAP(手拍子して!)」など、応援の仕方が映し出されるのでわかりやすい

バスケの応援には定番の掛け声(ディーフェンス!ディーフェンス!など)や、チームならでのフレーズがあり、応援練習ではそれらをオフェンス・ディフェンスなどのシーンごとにわかりやすく教えてくれます。

記者は初観戦の時、「大声を出したり、拍手するのは恥ずかしい…!」なんて思っていましたが、試合が始まって後半戦に入る頃には、体を前に乗り出して腹の底から声を出してチームを応援していました(笑)。会場にいるみんなが一丸となって応援する気持ちよさはかなーりクセになります。

【試合開始5分前】
スターティング5紹介

映像がカッコよすぎたので、ぜひ目に焼き付けてほしい

試合開始5分前になると、両チームのスターティング5(いわゆるスタメン)が発表されます。アウェーのクラブはさらっと、ホームのクラブは演出バリバリなのが面白い(笑)。

©KOBE STORKS

会場が暗転し、スタイリッシュな映像演出とともに選手たちがコートに姿を現します。推しの選手がいたら、この瞬間にメチャクチャ気分が上がると思います♪

【試合開始】
前半戦(1~2クォーター)

B.LEAGUEの試合は1クォーター(Q):10分を4回行う4Q制で、1Qと2Q、3Qと4Qの間に2分間の休憩が、2Qと3Qとの間にハーフタイムが設けられています。

LEDビジョンにはコートでプレーしている選手たちの情報や得点数、残り時間などが表示されており、試合の状況や各選手の活躍度が一目でわかります。

©KOBE STORKS

バスケは攻守の切り替わりがスピーディーなので、試合中はとにかく目が離せません。初観戦だと展開の早さについていけないこともありますがご安心ください。なぜなら…。

コート中央の「センターハングビジョン」でリプレイを流してくれるから!特にディフェンスのナイスプレー(リバウンド、ブロックなど)はビジョンで見た方がわかりやすかったりします。

【2クォーター終了後】
ハーフタイムショー

音響がとにかく良いのでダンスや歌のパフォーマンスで気分アゲアゲになります!

2クォーターが終わると20分間のハーフタイム(休憩)に突入。このタイミングでトイレに行くのもアリですが、コート上で素敵なゲストやチアリーダーズによる「ハーフタイムショー」が繰り広げられるので、ぜひ見てほしい。

観客席をビジョンで映し出すなど、お客さん参加型の企画も用意。映された時は最高の笑顔で答えましょう♪

会場の熱気にビールが進む!

ビールやフードを調達しにいくのもオススメ。ただし、ハーフタイムにすでに売り切れている商品もあったりするので、絶対に食べたいフードは試合の前に購入しておくことをオススメします。

【試合再開】
後半戦(3~4クォーター)

©KOBE STORKS

試合が後半戦に入ると、いよいよ応援に熱が入ってきます。

記者が思うバスケットボール最大の魅力は「試合終了まで残り1秒でも目が離せない」ことであり、今回のこけら試合はそんな魅力を体現するような結末でした。ここはぜひ詳しく説明させてください!

写真は、長年ストークスを引っ張ってきた道原紀晃選手がフリースローに挑む場面ですが、残り時間がわずかの状況で、相手チームが4点リードしていました。フリースローの権利は2回あり、1投決めると1点入ります。つまり、2回連続で決めても2点差で負けてしまいます。そのため、バスケ初心者の記者は正直あきらめムードでしたが…。

フリースローの終了後、残り時間0.7秒で同点に追いつきました!

なんと道原選手、2本目をあえてゴールのリングに当てて、跳ね返ってきたボールをキャッチ、即座に味方の野溝利一選手にパスを出し、野溝選手が3ポイントシュートを決めたんです!!!

得点の瞬間、歓声と拍手が巻き起こり、会場が文字通り震えました。

試合はその後、オーバータイム(延長戦)に突入し、ストークスが逆転勝利&新アリーナ初勝利!

ここまで劇的な試合はシーズン中に何度もあるわけではありませんが、最後の最後までどうなるかわからないドラマティックな観戦体験をぜひ現地で味わってほしいです!

アリーナから見える神戸の夜景。この日はポートタワーがストークスグリーンにライトアップされていました

試合終了後、興奮冷めやらぬ体を心地よい海風でクールダウンさせながら帰路に就く時間は本当に気持ちがいい♪

帰る前にアリーナの常設飲食店でおいしいグルメを楽しんだり、神戸の街に出て居酒屋やレストランに立ち寄って、家族や友人たちと今日の激戦を振り返ったするのもオススメ!バスケを通じて神戸で過ごす最高の1日を過ごしましょう。


場所
TOTTEI/GLION ARENA KOBE
(神戸市中央区新港町2番1号)

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