とろける牛すじと甘いカレーのコラボ!城下町のカレー屋さん『カレー研究所841』 たつの市
今回筆者がカレーの匂い誘われて訪れたのは、たつの市の城下町の一角にお店を構える『カレー研究所841』。
SNSに掲載された美味しそうなカレーに魅せられて以来、ぜひ一度訪れてみたいと思っていたお店です。
下町の食堂を思わせる落ち着いた佇まいの同店。木と白い壁紙を基調とした店内はオレンジカラーのカウンターが大変目を引きます。
店主のやよいさんは元大阪梅田のスナックのママさん。スナックのシメに食べるカレーは好評で、スナックの他にも本町にカレー店を営んでいたそう。やよいさんが提供するのは『甘い×辛い』の組み合わせが面白い“大阪のカレー”で、甘口カレーの名店「インデアンカレー」の味わいをリスペクトしているのだとか。
通常はサラダとスープが付きますが、今回はカレー単品と牛すじトッピングでオーダー。
こちらが同店自慢の牛すじカレーです。まずは甘口カレーから試食してみました。一口目から際立つのはその甘み。とても甘くフルーティーでフルーツが入っているのかな?と思ったほど。「1回に100杯分仕込むから、すごく大量の玉ねぎが入っているんですよ」と店主のやよいさんは話します。
ルーの中の大きな牛すじと、ほどよく甘辛く炊かれたトッピングの牛すじが相まって美味!コクのある牛すじの脂がとろ~りとろけて、旨みが口いっぱいに広がります。
使用されている牛すじはわざわざ大阪の有名高級焼肉店より取り寄せているものだそうで、A4~A5ランクの牛肉からとれるかなり高級なもの。「この牛すじじゃないとうちの味が出せない」とやよいさんは言います。
お次は辛口カレーを実食。この辛口カレーは店主が美味しいと思う辛さで、お店の辛さレベルで言うと2辛だそう。甘いけどがつんと辛い!と後からじわじわくるカレーの辛さにびっくりしましたが、慣れてくるとその辛さが心地良く感じられます。ベースとなるカレーのスパイスのブレンドは“絶対に秘密”なんだそうです。
お店ではカレールーのテイクアウトも行っており、この日はルーを買って帰って晩御飯に。帰ってからすぐにご飯の準備が出来るので、お鍋を持って買いに来られるママさんも方もいらっしゃるのだとか。
店主のやよいさんの気さくな人柄が、心地良い時間を作りだしてくれる『カレー研究所841』。あたたかい”ママ”の人柄のファンになる方も沢山いらっしゃる素敵なお店でした。昼間の営業中はワンオペであまりお話出来ないそうなので、そんな時は夜の居酒屋に足を運んでもらうといいかもしれませんね。リーズナブルな夜の居酒屋メニューもとっても気になります!
場所
カレー研究所841
(たつの市龍野町下川原29-1)
営業時間
火曜日、水曜日
11:00~14:00(L.O.13:30)
金曜日、土曜日(居酒屋営業)
18:00~22:00
定休日
月曜日、木曜日、日曜日