上星川駅前「満天の湯」 生活用水や入浴機会提供 区と災害時支援協定
上星川駅前の温浴施設「天然温泉満天の湯」を事業傘下にもつ(株)モリヤマ(森山元明代表取締役)は地域貢献事業の一環として、保土ケ谷区と「災害時における支援に関する協定」を締結している。同社では大規模災害の経験者からのヒアリングで飲料水に加え、トイレなどに用いる生活用水の必要性を強く感じ、温浴事業で使用している自然水の活用を区に申し出たことで、協定締結が実現。協定では災害発生時に生活用水として使用することを想定した雑用水を最大1万3500人分相当、飲料水を最大5千人分相当を可能な範囲で提供。また、施設の運用が可能と判断した場合、自宅での入浴が困難な人などの入浴を無料で受け入れるほか、タオル等の消耗品の無償提供などが盛り込まれている。