まさかの「異端コラボ」決定 きぬた院長がヒュー・グラントに扮するパロディポスター解禁『異端者の家』
映画『異端者の家』で、きぬた歯科のきぬた院長がヒュー・グラントに扮するパロディポスターが解禁となった。
異端者の歯科
院長本人自らが登場する巨大な看板を首都圏だけで270箇所以上に設置、ネット広告全盛の時代に逆行する宣伝手法が話題を呼び、年商18億円以上を叩き出す“異端“な歯医者、きぬた歯科。
この度、昨年上梓されたきぬた院長の著書が「異端であれ!(KADOKAWA)」という<異端繋がり>という縁があり異色のコラボが実現、パロディポスターが制作された。
ビジュアルは、きぬた院長がヒュー・グラントに扮し、二人のシスターの代わりには、きぬた歯科の人気キャラクター<きぬたぬき>たちが登場、2つの扉の選択に頭を悩ませる姿がなんとも不穏で愛らしいデザインのもの。
本家の映画タイトルロゴ『異端者の家』は『異端者の歯科』に変更、掲載されたキャッチコピー「扉を開いたら最後」は「扉を開いたら、治る」にそれぞれ書き換えられ、映画の公開日4/25はこれまできぬた歯科が手がけたインプラント本数<46,119>に差し変わるというレアデザインだ。
きぬた院長は本コラボに関して「これはまさに時代の要請だと直感」と断言。本作について「実に興味深く、奥の深い映画だと思います」「どう解釈するかは、きぬた歯科に通院している患者さん同様、アナタ次第です」と述べている。
きぬた院長からの全文
1、映画の感想
タイトル(コピー)の通り単純なホラー映画だと思って視聴していました。途中までは。
結論から言えば、これは決してホラー映画ではなく、登場人物である男性家主、女性信者の2人が宗教観、仕事観、恋愛観、人生そのものに対して思考停止しがちな現代へ警鐘を鳴らしていると映画だと感じました。実に興味深く、奥の深い映画だと思います。もちろん、これはあくまでも、一つの感想に過ぎません。どう解釈するかは、きぬた歯科に通院している患者さん同様、アナタ次第です。
2、コラボを聞いた時の気持ち
去年KADOKAWAから発売された自書「異端であれ」からの『異端者の家』とのコラボ依頼という事で、これはまさに時代の要請だと直感しました。異端は価値観や時代を変えていく力があると信じています。歴史上、そのように世界を変えてきたのは、そのほとんどが異端者であったではないでしょうか?もちろん、いい意味でも悪い意味でも。
3、ポスターの感想
きぬた歯科は年間4000本を超える驚異的なインプラントの治療実績があります。大量の看板が異端視され、世間からは非難(景観云々)を浴び続けました。しかし今では職種を超えて模倣が全国的に広がり1つのカルチャーになりました。このポスターはそれぞれが異端であることをうまく表現しています。きぬた歯科は「扉を開いたら治る」。映画ポスターは「最後」となっています。
この「最後」がきぬた歯科のポスターと並べる事によって実は前向きなメッセージであることが示唆されている秀逸なコピーでありデザインだと感じました。
『異端者の家』は4月25日(金)TOHOシネマズ 日比谷ほか全国公開