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<嫉妬にまみれ>「お金持ちや友達が多い人が羨ましい!私には家族しかいない」という人への助言

ママスタセレクト

隣の芝生は青く見える。何歳になってもどんな立場になっても、人は他人を羨ましく思ってしまうものかもしれません。先日ママスタコミュニティに寄せられたのは「お金持ちや友達の多い人が羨ましい」というタイトルのこんな投稿です。

『自分にないものを持っている人が本当に羨ましい。お金は豊かさを彩り、友人は穏やかさを生む。私には本当に足りないことを持ち合わせている方が羨ましくて仕方ない。私は家族しかいないから、宝物といえば家族かもしれないな』

投稿者さんはお金もなく、お友達も少ないそうで家族しかいないと綴っていました。そのためお金があって友達が多い人が羨ましくてたまらないとのこと。自分にないものを持つ他人を羨む投稿者さん。ママたちも同じような考えを持っているのでしょうか。

友達が多いよりも親友が数人いたほうが……

『私も友達は少ないな。周りから好かれて、いろいろなところでいい関係を築けている人が羨ましい。豊かな人生だろうと思う』

『友達が多いより、親友が3人くらいいるほうが羨ましい』

まずはお友達の多さに関しては、投稿者さんに共感しているママがいました。子育てをしていると、ご近所付き合いや子ども関係のママ友、知り合いなどは増えていくでしょう。そうした人間関係が広がるなかで、幅広くいろいろな人に好かれている人に対して「羨ましい」と思うママもいるようです。たしかにたくさんの人と笑顔で社交的に話している人を見ると、内気なママほど羨望のまなざしを向けるものかもしれません。一方で「友達が多いよりも、本当に仲のいい親友が数人いたほうがいい」といった意見も。知り合いが多いよさもありますが、気心知れてなんでも話せる親友が1人いることも素敵ですよね。投稿者さんも「友達が多い人が羨ましい」と言っていましたが、友達の多さよりも大事なことがあるのではないでしょうか。

明るくて優しい人は自然と人が集まるよ!変わろうと努力してみては

『明るくて優しくて、基本人が好きなんだろうなという人は好かれているよね。自然と人が集まる人気者』

『今の環境から脱出しようと真剣に考えてみたら? 一生懸命に努力し続けたら変わると思うよ。私は貧乏な旦那に縛られていてお金がなかった。無理やり離婚して自分で稼ぐようになって、自由を手に入れた。でも仕事の性質上、誰とも知り合わず。だから仕事もいっぱいお喋りするものに変えて社交的になった。もちろん、口で言うほど簡単なことではなかったけど。行動しないと何も変わらないよ。何ができるか、考えてみて! それが最初の大きな大きな一歩だと思う』

「私に足りていないことを持ち合わせている方が羨ましくて仕方ない」と嘆く投稿者さん。しかしママたちからは「本気で変わろうとすればいいのでは?」という意見も寄せられています。たとえ貧乏でも自分の心次第で毎日は豊かになりますし、ポジティブに笑顔で日々を過ごしていたり、他人に積極的に話しかけたりする人には、幸せも人も集まってくるのではないでしょうか。他人に嫉妬して自分を卑下ばかりする人に近づく人は少ないでしょう。また生活費をやりくりしたり、ガムシャラに働いたりすれば貯金も貯まっていき、投稿者さんが求めている生活水準に近づけるかもしれません。そうした努力や行動なしに自分を悲観して他人を羨ましがっているだけでは、現状は何も変わらないのではないでしょうか。

よそはよそ、うちはうち。自分の幸せを見つけることに集中して

『家族仲がいい。素敵な宝物だよ。よその人の容姿や持ち物に目を光らせて、キーッってなったり、悪口を他の人に言ったり、そういう不幸な人にはならないほうがいい』

『赤の他人を勝手にお金持ちで友達が多い人認定ってどうかと思う。いちいち資産を調べたり、交友関係を調べたりするの? そういうのは下品。よそはよそ、うちはうちができない大人って稚拙だよ。自分に自信を持っていたらそれでいいんだよ』

『見た目ではわからないよ。お金持ちなのに質素にしている人。友達は少ないけど、世界中に友達が散らばっている人。表面だけ見て羨むよりも、自分に今あるものを数えるほうが幸せだよ』

『お金はたまにご馳走が食べられる程度あればいい。友人は心から信頼できる人が数人いればいい。それが私の幸せ』

投稿者さんのなかでは「お友達がたくさんいればいるほど、お金がたくさんあれはあるほど、豊かで幸せ」という価値観があるのでしょう。そのためたとえば大きな家に住んでいたり、ブランド物を持っていたり、休日はいつも誰かとお出かけしたり。こうした環境にいるママを羨ましく思ってしまうのかもしれません。しかし着飾っていてもお金があるかはわかりませんし、たくさんのお友達がいるように見えても、その人が孤独を抱えている可能性だってあります。人を表面的な部分だけでとらえて羨ましく思うよりも、自分自身の幸せを見つけていくほうがよっぽど幸せではないでしょうか。

「他人の持ち物や状況と自分を比べて嫉妬するような不幸な人にならないほうがいい」というアドバイスもありました。お金は明日食べる物に困るレベルではなければ十分幸せと言えるでしょうし、お友達も信頼できる人が数人いればいい。そんな価値観を持ってみると、投稿者さんも自分自身がいかに幸せかを再認識できるはずです。投稿者さんは他人ばかりに目を向けるのではなく、もっと自分に目を向けるとよいかも。求めている幸せに向かって努力したり、今の家族というなによりの幸せを噛みしめたりしてほしいですね。


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