「ただいま」と言いたくなる♡ホッと落ち着くカフェ 小野商店街内『ふるさとカフェ お茶〇ん(お茶わん)』で心温まるランチをいただいて来ました 小野市
神戸電鉄小野駅から徒歩3分。江戸時代初期に築かれた、長い歴史を持つ「小野商店街」内にある、レトロでホッと落ち着くカフェを取材してきました。
その名も「ふるさとカフェ お茶◯ん(お茶わん)」(小野市)。来た人が故郷に帰ってきたような穏やかな気持ちになれるように、と5年前にオープンしたカフェで、ご夫婦二人三脚で営まれています。
店内に入ると、オーナーご夫婦が優しい笑顔で出迎えてくれ、「ただいま」と言いたくなるような温かい気持ちに。落ち着いた雰囲気の店内は、友人や家族とはもちろん、一人でもゆっくりとくつろげる空間です。
この日は、元料亭シェフのオーナーが作る、こだわりの週替わりランチプレートをいただいてきました。
目の前に運ばれて来た瞬間、プレートから溢れる和食ならではの良い香りに、筆者の食欲は頂点へ♡魚と肉のダブルメインを中心に、この時季に一番美味しい食材を使ったメニューが並び、どれからお箸をつけようか迷ってしまいました。
迷いに迷って手に取った「レンコンのはさみ揚げ」は、衣の香ばしさとレンコンのシャキシャキ感がたまらず、お箸が止まりません♡
そのまま食べるのはもちろん、出汁の効いたトロ〜リあんかけにつけて食べると、これはまた絶品!地元の筍や甘いカボチャなど、素材の旨みを引き立たせる天ぷらの盛り合わせは、おかわりしたくなるほどの美味しさでした。
ギュッと詰まった肉団子と新鮮な新玉ねぎの煮物は、程よい甘さの出し汁と絡み合って絶妙なバランス♪
筍のような食感の新ジャガとナスのカレー風味の炒め物や、ゆずの風味と鰹節の香ばしさがたまらない冷奴など、食べ合わせを考えて添えられた小鉢には、「最後まで飽きがこないように」というオーナーのこだわりが詰まっています。
どの料理にも、料亭で修行されてきたオーナーならではのプロの技が光り、地元で採れた旬の食材を存分に生かした、贅沢なランチプレートでした。
同店は、“カフェ”という名前の通り、コーヒーにもこだわっています。「萩原珈琲」から取り寄せているコーヒー豆は、炭火焙煎で芯まで熱が通っているため、最初から最後まで味が変わることはありません。
この日いただいたオリジナルブレンドは、苦味と酸味のバランスが取れた、甘くフルーティな味わいが特徴。口当たりはまろやかで、喉の奥でコーヒーの深みを感じられつつも、後味はスッキリとした贅沢な一杯です。
サイフォンで丁寧に入れるコーヒーは種類も豊富なので、好みやその日の気分によって注文してみるのも素敵ですね♪
店内には、昔から焼き物が大好きだったというオーナー選りすぐりの器や、ハンドメイド雑貨なども販売されています。どの雑貨からも温かさが感じられ、このお店にぴったりのものばかりでした。
オーナーが作る心温まる料理と、奥様の優しい笑顔に心満たされて、「また来るね」と言わずにはいられない。そんな「ふるさと」のような、素敵なお店でした。
場所
ふるさとカフェ お茶◯ん(お茶わん)
(小野市本町1丁目434)
営業時間
9:00〜16:30(L.O.)
定休日
毎週木・金曜日
TEL
0794-63-5736