実写「ONE PIECE」ニコ・ロビン役に抜擢、レラ・アボヴァってどんな人? ─ 表参道が大好き、ロシア出身のモデル
による実写ドラマ「ONE PIECE」シーズン2にて、秘密犯罪会社バロックワークスの副社長、ミス・オールサンデーことニコ・ロビン役に抜擢されたレラ・アボヴァ。まだ出演作は多くないが、一体どんな人物なのか?当記事では、アボヴァのこれまでの経歴を紹介していきたい。
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1992年11月4日生まれのアボヴァは、現在31歳のファッションモデル兼俳優。漫画『ONE PIECE』初登場時のロビンは28歳だったため、年齢的に近いといえる。また、ロビンのイメージ国(単行本56巻参照)であるロシア出身のため、ビジュアルも雰囲気もぴったりだ。ちなみに彼女が育ったシベリアのスラヴゴロド村は「あまりにも小さすぎて地図にも載っていない」らしく、『ONE PIECE』作中で今や世界地図に存在しないロビンの故郷・オハラを彷彿とさせる。
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アボヴァは13歳の時に、ロシアからドイツのベルリンへ移住。最初はドイツ語が話せず、言語の壁や育った環境の違いから、クラスメイトと打ち解けるのに苦労したとのこと。そんな当時のルックスは「クレイジーなほど長い髪」で、ポケモンのピンクのTシャツを気に入って着ていたそう。
10代後半で学校を中退後、アボヴァはイギリスの写真家デヴィッド・シムズの目に留まり、2016年にファッションモデルとして活動開始。その後、各国のVOGUEのスタイリストや写真家たちと契約を結び、仏Numeroの日本版「Numero Tokyo」のしたこともある。
2019年には、リュック・ベッソン監督作『ANNA/アナ』で俳優デビューを遂げたアボヴァ。映画初出演ながら、ヘレン・ミレンやなどのトップスターと共演を果たした。2023年には映画『ピッチ・パーフェクト』シリーズのスピンオフドラマ「Pitch Perfect: Bumper in Berlin(原題)」に出演し、次回作として、クリス・エヴァンス、オーブリー・プラザ、マーガレット・クアリー出演、イーサン・コーエン監督の新作ダークコメディ『Honey Don't!(原作)』が控えている。
そして新たに、日本の漫画に基づく人気ドラマ「ONE PIECE」のロビン役として発表されたアボヴァ。実は過去に日本に関連するInstagram投稿をしており、親日家のようだ。2021年の来日時には、モノクロ写真とともにこう綴っていた。
「表参道は、東京で最も心地よい(そして最も高級な)エリアの1つ。ラグジュアリーショッピングの中心地(銀座と並んで)であり、世界でも有数のヒューマンスケールのモダン建築が数多く存在しています。」
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また2023年11月の誕生日には、カメラをまっすぐ見つめる自身の写真を投稿。英語のキャプションを添え、最後だけ日本語で「ありがとう」と締めくくっていた。
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ちなみに「ONE PIECE」のキャストたちは、折に触れて原作への愛を語ってきた。ロビン役に挑むレボヴァからも、ぜひ原作の感想や役作りについて聞けることを期待したい。