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家族も絶賛!かつぶしオクラ牛丼の再現レシピ

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家族も絶賛!かつぶしオクラ牛丼の再現レシピ

すき家には「かつぶしオクラ牛丼」なるものがあるらしい!

すき家には「かつぶしオクラ牛丼」というメニューがあることをご存知でしょうか。macaroniが2022年におこなった投票型アンケート「すき家の最新人気メニューランキングTOP10」では、52票を獲得して8位になった人気メニューです。

「シャキシャキねばねばでスルッと食べられる」「オクラのゆで具合が絶妙」「かつおぶしの上品な風味がいい!」「さっぱりとした食べ心地」「飽きのこないおいしさ」など、オクラ特有の食感とさっぱりした味わい、かつおぶしとの相性が好評なようです。

実際に「かつぶしオクラ牛丼」を食べてみると、オクラの粘りと牛肉が絡み合う絶妙な組み合わせに人気の理由が分かりました。やわらかめのオクラは食感が悪目立ちすることなく、独特な粘りが牛肉とよく絡んでさっぱり食べられます。かつおぶしの上品な風味も相性抜群です。

本記事では、なるべく本家の魅力を再現できるよう試行錯誤して作った、家庭版「かつぶしオクラ牛丼風」のレシピをご紹介します。さっぱりとした牛丼を食べたい方や、あたらしい食感の牛丼を試したい方におすすめです。

お家で再現!かつぶしオクラ牛丼風

調理時間:25分

一度冷ます時間は含めません

すき家の牛丼の特徴は、濃すぎず薄すぎない絶妙な味付けと、シンプルでありながら奥深い旨味ではないでしょうか。原材料を見てみるとワイン、りんごやパイナップルの果汁、野菜エキスなど、味に奥行きをもたせるさまざまな材料が使われていることが分かります。

身近な調味料を使って近い味を再現するため、隠し味として少量のだしの素を使って、手軽に旨味を加え、シンプルなしょうゆベースの味付けにしてみました。だしの素は味が主張しないようにごく少量にし、可能であれば野菜だし、もしくは昆布だしと野菜だしを合わせて使うのがおすすめです。また、酒の半量を赤ワインに置き換えると、より再現度がアップします。

普段通りのオクラをゆでると、シャキシャキのかため食感が際立ってしまうため、牛丼になじみやすいよう長めにゆでてやわらかい食感にするのがポイントです。盛り付け時は、オクラの上から煮汁かだししょうゆをかけて下味をつけ、一体感のある牛丼に仕上げましょう。

また、使用する牛こま肉がごく薄切りのものであれば、すき家の牛丼らしいやわらかくて繊細な食感に近づきますよ。

材料(2~3人分)

牛こま肉:250g

玉ねぎ:1/2個

しょうが(すりおろし):小さじ1杯

しょうゆ:大さじ4杯

みりん:大さじ2杯

砂糖:大さじ2杯

酒:大さじ2杯

だしの素:小さじ1/4杯

水:250cc

トッピング

オクラ:3~5本

かつおぶし:1g

作り方

玉ねぎを切る

玉ねぎを1cm幅のくし切りにします。

煮汁の材料と玉ねぎを煮立たせる

鍋に水、しょうゆ、みりん、酒、砂糖、だしの素、しょうが(おろし)、玉ねぎを入れて中火にかけて煮立たせます。

牛こま肉を入れる

牛こま肉を加えてすぐに箸でほぐします。

【ポイント】
牛こま肉を入れたら急いで箸でばらばらになるまでほぐしましょう。ほぐす前に火が通ると大きなかたまりのように固まってしまい味が染みにくくなります。

弱火で煮込む

蓋をせずに弱火で15分煮込みます。出てくるあくはこまめに取ります。

【ポイント】
弱火でじっくり煮込みましょう。火力が強いと牛こま肉がかたくなりやすいです。

時間があればいったん冷ます

時間がある場合は、15分経ったら一度火を止めて冷まします。

【ポイント】
煮汁に浸した状態で鍋ごと粗熱をとりましょう。冷ますことで牛こま肉に味がより染みます。

オクラをゆでて切る

オクラを洗って塩ひとつまみ(分量外)をすりこんで、湯で3~4分ゆでてから、5mm幅に切ります。

【ポイント】
長めのゆで時間で食感がやわらかくなるまでゆでましょう。牛肉とごはんになじみやすくなります。

盛り付ける

丼にごはん、牛肉、オクラの順番に盛り付けます。オクラの上から煮汁をまわしかけ、かつおぶしを散らして完成です。

【ポイント】
オクラの上に煮汁、もしくはだししょうゆ(分量外)をまわしかけて仕上げましょう。オクラに下味がついて一体感のある牛丼に仕上がります。

「かつぶしオクラ牛丼」再現度はどう?家族に食べてもらった!

すき家のかつぶしオクラ牛丼と手作りの牛丼を食べ比べてみると、繊細な味や食感の違いは分かるものの、シンプルなしょうゆベースの味付けでクセがないところが共通しています。

甘すぎずしょっぱすぎない味付けに、しょうがやかつおぶしの風味と、やわらかいオクラの組み合わせが本家に似ていました。よく味わうと甘さや旨味の質が異なることに気付きますが、オクラとかつおぶしをトッピングすることで、違いがそこまで気になりません。

市販の牛こま肉はすき家の牛肉より厚めであることが多く、本家特有のやわらかい牛肉の食感は再現がむずかしそうですが、家族からは「牛肉の存在感があってこっちも好き」「肉好きにはありがたい」と好評。

また、ごはんと牛肉の量を好きに調整できるため、牛肉を多めに盛り付けて食卓に出すと、「すごい豪華な牛丼!」と目を輝かせて夢中で食べてくれたので、手作りしたかいがあったとうれしくなりました。

「かつぶしオクラ牛丼」は食べるときのちょい足しも楽しい!

そのままでもおいしいですが、温泉卵をトッピングするのもおすすめです。とろっと濃厚な温泉卵がソースのようにオクラと牛肉に絡み、あっさりしている牛丼にコクを足してくれますよ。

よりさっぱり食べたい場合はとろろをかけて山かけ牛丼にしたり、大根おろしをトッピングしておろし牛丼にアレンジしたりすることもできます。刺激を足したい場合は明太子や白菜キムチ、粘りを増して個性的に仕上げたい場合は納豆、風味を足したい場合は大葉や刻み海苔をトッピングしてみてください。

手軽にアレンジしたいときや食べている途中で味変したいときは、マヨネーズやラー油、柚子こしょう、などの調味料をちょい足ししましょう。卓上に合いそうな調味料を並べておくと、少しずつ味を変えられて楽しいですよ。

かつぶしオクラ牛丼風を手作りしてみましょう

手作りのかつぶしオクラ牛丼風は、彩りも良く食卓が華やかになるひと品。ふんわり香るかつおぶしの風味が上品で、やさしい甘さのしょうゆベースの味付けはクセがなく食べ飽きない王道の味わいです。

存在感のある厚めの牛肉に、粘りのあるやわらかめのオクラが絡んで、新食感の牛丼として楽しめました。さっぱりしていますが、食べごたえがあってボリュームも満点。牛丼好きな方はぜひお試しください。

※掲載情報は記事制作時点のもので、現在の情報と異なる場合があります。

ライター:Uli(フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター)

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