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小学生を対象とした吹奏楽クラブ「けやきの森ジュニアウィンドオーケストラ」が妙高市に発足しました。クラブでは一緒に活動するメンバーを募集しています。

「けやきの森ジュニアウィンドオーケストラ」は、小学校にある使われていない楽器を活用して子どもたちに演奏の機会を作ろうと、妙高市文化ホールが9月に立ち上げました。対象は小学4年生から6年生です。市外からも参加することができます。

今は妙高市内にある3校の11人が所属しています。

妙高市文化ホール 小島菜月さん
「現在、小学校で金管クラブはあるが吹奏楽クラブはない。各学校に、木管楽器を中心に吹奏楽で使っていた楽器が眠っている。妙高市は元々、吹奏楽の文化が発展していた市。その文化をつなげていきたいという思いから、楽器を活用してクラブを立ち上げた」

参加者の半数以上は初心者です。

練習は月に2回あります。2回目の活動となったこの日は、基本の音の出し方やドレミの歌を練習しました。

メンバーの5年生
「学校で金管部に入っているが、学校では金管楽器だけ。木管楽器をしてみたくてクラブに入った。まだあまり音が出ないが、出たときに達成感がある。楽しい」

「元々音楽が好きで歌をやっていたが、楽器もしてみたかった。初心者だが、少しずつ音が出てうまくなってきたのでうれしい」

指導するのは、上越地域で小学生の吹奏楽などを40年以上指導してきた貝川道子さんを中心に、新井小学校金管部の元顧問や新井吹奏楽団のメンバーなどです。中には県外から参加している人もいました。

福井県から指導に参加  今藤秀喜さん
「33年前に新井で教員をしていて、吹奏楽部を指導していた。懐かしさがあり指導に参加。（児童の様子を見て）素直にアドバイスを受ける子ばかりで、間違いなく上達すると思う」

クラブでは一緒に活動するメンバーを募集しています。練習は毎月2回（土）または（日）で、費用は1か月500円です。

メンバーの5年生
「音楽はみんなが共感できるもの。みんなに楽しんでもらえる吹奏楽にしたい」

■問い合せ
「けやきの森ジュニアウィンドオーケストラ」事務局 妙高市文化ホール TEL 0255-72-9411