「この町で正しいのは俺だけだ」すべてを焼き尽くす“炎上スリラー”『エディントンへようこそ』アリ・アスター監督来日決定!
『ヘレディタリー/継承』『ミッドサマー』『ボーはおそれている』に続き「A24」製作で贈る、アリ・アスター監督の最新作『エディントンへようこそ』が、12月12日(金)より公開される。このたび、本ポスタービジュアルが解禁となった。
なお、本作は「第38回東京国際映画祭」ガラ・セレクション部門への正式出品が決定し、アリ・アスター監督が前作『ボーはおそれている』以来2年ぶり3度目の来日を果たすことが明らかに。ジャパンプレミアとなる「東京国際映画祭」での舞台挨拶付き上映に登壇する。
暴力、陰謀論、SNSの暴走がすべてを焼き尽くす“炎上スリラー”
本年度「カンヌ国際映画祭」でコンペティション部門に招待され世界中で話題沸騰の本作。主演を務めるのは、『ジョーカー』でアカデミー賞主演男優賞を受賞したホアキン・フェニックス。前作『ボーはおそれている』に続くアリ・アスターとのタッグとなる。共演は、今夏全世界で大ヒットした『ファンタスティック4:ファースト・ステップ』で話題を呼び、A24史上No.3の大ヒットを記録したロマンティック・コメディ『Materialists』などで人気急上昇中のペドロ・パスカルや、『ラ・ラ・ランド』『哀れなるものたち』で「アカデミー賞」主演女優賞を受賞したエマ・ストーンのほか、『エルヴィス』で「ゴールデングローブ賞」主演男優賞(ドラマ部門)を受賞したオースティン・バトラー、さらに「ゴールデングローブ賞」受賞の大ヒットドラマ「イエローストーン」シリーズのルーク・グライムス、「トニー賞」受賞のディードル・オコンネル、『ブルー・ストーリー』で「英国アカデミー賞」EEライジング・スター賞受賞のマイケル・ウォードら実力派が揃い、アリ・アスター作品史上最も豪華なアンサンブルが実現。
物語の舞台は2020年、ニューメキシコ州の小さな町、エディントン。コロナ禍で町はロックダウンされ、息苦しい隔離生活の中、住民たちの不満と不安は爆発寸前。保安官ジョー(ホアキン・フェニックス)は、IT企業誘致で町を“救おう”とする野心家の市長テッド(ペドロ・パスカル)と“マスクをするしない”の小競り合いから対立し「俺が市長になる!」と突如、市長選に立候補する。ジョーとテッドの諍いの火は周囲に広がっていき、SNSはフェイクニュースと憎悪で大炎上。同じ頃、ジョーの妻ルイーズ(エマ・ストーン)は、カルト集団の教祖ヴァーノン(オースティン・バトラー)の扇動動画に心を奪われ、陰謀論にハマっていく。
今回公開されたポスターは、小さな町の選挙戦を舞台に、暴力・SNS・陰謀論に翻弄、狂気と混沌の渦へと引きずり込まれていく運命の4人の姿を捉えたもの。添えられたキャッチコピーは「この町で正しいのは俺だけだ」。正義か、無法か——。一見ポップなオレンジ色に燃え立つ背景は、まさに危険な<炎上>境界線に立つ彼らを象徴、不気味なほど不安を煽りたてるとともに見る人を炎の渦へと誘い込むようなビジュアルとなっている。
『エディントンへようこそ』は12月12日(金)より全国公開