関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【学校編】
関西には、他県民がまだまだ知らないユニークな文化がいっぱい!今回は、小学生が使うような方言・単語に注目し、ウェブアンケートにて総勢9636名に「知ってビックリしたフレーズ」を調査しました。<関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【学校編】>、発表します!
※記事中の人物・製品・サービスに関する情報等は、記事掲載当時のものです。
【関西弁!他県民の知らない「関西の方言」ランキング【学校編】】
第1位 船場汁(塩さばのアラ汁※給食のメニュー)(1595票)
第2位 今日の放課後は、いきいき行くねん(いきいき=子どもたちの放課後の居場所)(1424票)
第3位 いーややこやや、せーんせいにゆーたーろ(悪いことをはやし立てる歌)(871票)
調査方法:株式会社CMサイトがインターネットリサーチした結果を集計。
※有効回答者数:全年代の男女(性別回答しないを含む)9636名/調査日:2024年8月25日
大阪市内の定食屋などでも食べることができます!1位は「船場汁」(塩さばのアラ汁)!
<投票者のコメント>
「美味しそう」
「初めて聞いた」
「関西人ですが、これは知りません‼大阪だけ?」
大阪市の中心にある地域・船場(せんば)は古くから商人の町としても良く知られています。「船場汁」とは簡単にいうと「塩さばのアラ汁」。給食の献立にもなる、大阪市民にとっては親しみのある料理です。さばは傷みやすいため、昔は主に塩さばにして流通されていました。この塩さばを3枚におろした後の「アラ」を使ってだしをとり、大根などを入れて煮たものが「船場汁」です。多くの奉公人が働く商家で、安価で時間をかけずに作れることからよく食されていたそうです。食材を無駄にしないだけでなく味も美味しい「船場汁」。大阪市内の定食屋などでも食べられますよ!
子どもがいきいきする場所!2位は「今日の放課後は、いきいき行くねん」(いきいき=子どもたちの放課後の居場所)!
<投票者のコメント>
「いきいき、かわいいね」
「関西人だけど、こんなの聞いたことないな~」
「いきいきしていくと解釈してしまう」
大阪市の小学生の朝の登校時の会話「今日の放課後は、いきいき行くねん」。大阪市内に住んでいないと、何のことを言っているのか分かりませんね。実は「いきいき」は、大阪市の「児童いきいき放課後事業」という子どもたちの放課後の居場所。遊びやスポーツ、学習ができる、校区内の小学生ならだれでも利用できる場です。小学校の運動場や体育館、一部教室などが使われるので子どもだけでなく保護者にとっても安心です。保護者が就労のため昼間に家にいない小学生が通う、いわゆる学童保育に近いものですが、学童保育とはまた別の、子どもたちの居場所です!
言葉は違ってもメロディが同じ!3位は「いーややこやや、せーんせいにゆーたーろ」(悪いことをはやし立てる歌)!
<投票者のコメント>
「おまじないにしか聞こえない」
「ほんとに使ってる?」
「めちゃベタな関西弁やで」
学校で花瓶を割ってしまった!そんな時、誰ともなく歌いはじめるのが「いーややこやや、せーんせいにゆーたーろ」。関東では「いーけないんだいけないんだ、せーんせいに言ってやろ」というフレーズ、もしくは冒頭が「あーらーら、こらら」となるバージョンでよく聞きますが、地域や年代によってもバリエーションが豊富に存在するようです。歌詞は変われど、同じようなメロディと言い回しになるのは面白いですね!