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坂本真綾 「明るくて、気持ちが軽くなる曲」ニューシングル『nina』に込めた想い!

文化放送

声優の安元洋貴と白石晴香がパーソナリティ!週替わりで登場するゲストとのトーク!
リスナーのみなさんからのリクエストを中心に集計したアニメ、ゲーム、声優、特撮に関するナンバーのオリジナルチャートを発表していく1時間のミュージックプログラム、
「A&Gメディアステーション FUN MORE TUNE」!
11月9日のゲストは坂本真綾さん!
ニューシングル『nina』について伺いました。

表題曲の『nina』はTVアニメ「星降る王国のニナ」オープニングテーマです。「去年の今頃にはもう完成してました。1年ぐらい経ってやっとみなさんにお届け出来ました。原作コミックスをまず読んで、脚本を読んで、監督さんの意向も伺って。ラブストーリーが主軸にはあるんですけど、主人公のニナの人間性と言いますか、困難を自分で乗り越えていく、切り開いていく強さみたいなところを監督から主題歌に描きたいという希望頂いたので、自分の内面を見つめる歌にしたらいいのかなと考えながら書きました」

ニナの思いに共感する部分はあったのでしょうか?「自分の人生が急に違う生き方を強いられるお話なんですけど、よく運命だったんだ、定めなんだと思うことってあるけど、彼女はそういう言葉では片付けずに、自分の生き方は自分で選びたいみたいな姿勢があって。そこに共感するし、こうでありたいなみたいな気持ちにはなりました」

最初に曲を聞いた時は「元気でかわいい曲っていうのが今回の主題歌には必要な要素だったんですけど、シンプルにそれだけじゃなくて、ちょっと転調してきたりとか、こう来るのかみたいな意外性が要所要所にあって、そこにすごく惹かれたというか。転調大好きなんで」

バイクとのカーチェイスが見られるMVの話も伺いました。「私、ミュージックビデオってどうしたらいいかいつも分からなくて。ニコニコ歌ってるの嫌なんですよ。もうキレイに照明作ってもらって、カメラ目線でリップシンクしてみたいなのが恥ずかしくて。この可愛い曲でやっちゃうと、これでいいの?みたいな照れが。その思いを汲んでか監督からカーチェイスっていう、びっくりしました!なんか面白いなと思っちゃって」

撮影の舞台裏はというと「凄くかっこいいクラシックカーが登場してるんです。左ハンドルのマニュアル車。私、オートマ限定しか持ってないので牽引して頂いているわけなんですけど、空撮でドライブしている映像を見るだけで気持ちいいですよね。私、初めてのフルヘルメットです。ドキドキしました」

『nina』というタイトルは坂本さんのアイデアでした。「アニメと主題歌のタイトルが合致するのって、なんかいいじゃないですか。私、長く歌ってきましたけど、今回初めてで。何度もできる技じゃなくて、いつかやってみたいことでもあったんですよね。ニナは自分の本名を大事にしてるけれど隠さなきゃいけないっていうストーリー。その名前をつけることで作品とも寄り添えるかなというのと、もうひとつ言っちゃうと、最後までタイトル思いつかなかったんですよ。仮のタイトルで『nina』って呼んでたんです。もう『nina』になっちゃった」

Rasmus Faberが作曲・編曲した「世界のひみつ」についても伺いました。「久しぶりなんですけど、メールのやり取りをしていたので、そんなに空いてたっけぐらいの感じでした。凄く明るい爽やかな可愛い楽曲で、Rasmus Faberが作る曲はいつもそうなんですけど、ちょっとファンタジーを感じるというか、生活観っていうより特別な世界に連れてってくれる曲という印象で。今回も魔法かけられてるような印象がありましたね」

歌詞は公私ともに付き合いのあるla la larksの内村友美さんが手がけています。「1度書いて欲しいと思ってたんです。友美ちゃんだったらどうなるのかなって。バンドの時の友美ちゃんは硬質な固い世界観、ちょっと強くてピリッとした歌詞が多いんですけど、彼女も最近母親になって母性に満ち溢れてる今の状況で、いつものバンドの歌詞とは全然違う引き出しで書いてくれたっていうのが、なんかありがたい、尊いもの頂いたなって思いと、新しいエンジンを引き出した私っていうのも快感でした」

坂本さんはニューシングルの制作を通じて強く感じることがあったそうです。「音楽聞くときに落ち込みたくないという気持ちがあるっていうか、スッキリしたいんですよね。いろいろ考えさせられたり、内省したりっていうのは大事だけど 今はそういうことよりスッキリしたいし、ちょっと元気になりたいっていう気分の時に聴く曲を2曲集めました」

初回限定盤には、坂本さんが昨年出演された「京都音楽博覧会2023 in 梅小路公園」から3曲のパフォーマンス映像を収めたBlu-rayを付属。安元さんが興奮していた、くるりの岸田繁さんとの共演も見られるニューシングル『nina』、坂本真綾さんにとってどんな作品になったのでしょうか?
「35枚目となるシングルで、明るくて、気持ちが軽くなるような曲になったと思うので、そんな気分になりたい時、聞いて頂けたらうれしいです」

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