「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume3、2025年配信決定 ─ 日本から9つのアニメスタジオが発表
『スター・ウォーズ』の世界をアニメーションによって独自に描くオムニバスシリーズ「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume3が製作されることがわかった。製作を手掛ける日本のアニメスタジオも発表されている。
「スター・ウォーズ」のレガシーを受け継ぎながらも、日本の美を感じさせる繊細さと美しさ、アニメ特有の“可愛さ”、そして圧倒的なキャラクター性など日本のアニメ文化のスピリットを持ち込んだVolume1は2021年に登場し、世界中のファンから支持を得た。
2023年にリリースされたVolume2では日本に加え、インド、イギリス、アイルランド、スペイン、チリ、フランス、南アフリカ、韓国、アメリカなど各国のスタジオが参加し、世界中のクリエイターたちの自由な発想によってスター・ウォーズの新たな“ビジョン”が描かれた。
2025年に配信を控えるVolume3では『スター・ウォーズ:ビジョンズ』が再び“聖地”日本へと帰ってくる。Volume1でも制作を担当した4つのスタジオと新たに5つのスタジオの参加が決定。進化し続ける世界のアニメーション業界をトップで牽引し続ける日本のスタジオが『スター・ウォーズ』と再びタッグを組み、9つのアニメーションスタジオが9つの短編作品を送り出す。発表されたスタジオは以下の通り。
デイヴィッドプロダクション:テレビアニメ『アンデッドアンラック』や『うる星やつら』など神風動画:テレビアニメ「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズのオープニング映像や、映画『ニンジャバットマン』など神風動画+ANIMA:「鋼鉄城アイアン・キャッスル」などを手掛けるANIMAのコラボレーションキネマシトラス:テレビアニメ「カードファイト!! ヴァンガード Divinez」や「盾の勇者の成り上がり」などポリゴン・ピクチュアズ:テレビアニメ「亜人」シリーズや「スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ」などプロダクション I.G:「攻殻機動隊」シリーズや「PSYCHO-PASS サイコパス」シリーズ、「ハイキュー!!」などプロジェクトスタジオQ:「エヴァンゲリオン」シリーズで知られる庵野秀明が創作管理統轄を務めるTRIGGER(トリガー):テレビアニメ「ダンジョン飯」や『ニンジャスレイヤー フロムアニメイシヨン』などWIT STUDIO (ウィットスタジオ):テレビアニメ『王様ランキング-勇気の宝箱-』や『劇場版 SPY×FAMILY CODE: White』
Volume3の配信決定を記念して、世界に衝撃を与えた記念すべき第一弾『スター・ウォーズ:ビジョンズ』Volume1の全9話がの公式YouTubeチャンネルにて日本限定で無料配信されることが決定。
神風動画の『The Duel』、スタジオコロリドの『タトゥイーン・ラプソディ』、トリガーの『THE TWINS』、キネマシトラスの『村の花嫁』、プロダクションI.Gの『The Ninth Jedi』の5エピソードが11月20日(水)20時~12月8日(水)まで配信。サイエンスSARUの『T0-B1』、『Akakiri』、トリガーの『The Elder』、ジェノスタジオの『のらうさロップと緋桜お蝶』の4エピソードが12月6日(金)21時~12月26日(木)に配信となる。
Volume1では映画やドラマで活躍するハリウッドスターのジョセフ・ゴードン=レヴィット、デヴィッド・ハーバーや、数多くのアニメや映画などで声優を務める野沢雅子、中村悠一、榎木淳弥、内田雄馬など超豪華声優陣が参加している。
「スター・ウォーズ:ビジョンズ」Volume3は2025年にディズニープラスにて独占配信開始。