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ざまKOPが県表彰 多角的な子育て支援評価

タウンニュース

乳がん検診での託児サービス 高澤代表(中央)と熊切さん(右)

「座間子育て応援プロジェクト!」(略称=ざまKOP・高澤真奈美代表)が県のボランタリー活動奨励賞に選ばれ、3月18日に横浜市内で表彰式が行われた。地域への貢献度が高く継続発展が期待できる活動を表彰するもので、県内5団体が選ばれた。

同プロジェクトは2016年に発足。子育て中の家庭と、子育てがひと段落した家庭との交流や読み聞かせなどのワークショップ、親の負担や孤食を減らす子ども食堂、多文化交流イベントと幅広く手がけている。今回の表彰では妊娠出産、子育て中の女性のために多様な活動を続けていることが評価され、「座間が誰もが子育てに関わるまちに」という期待も込められている。高澤真奈美代表は「受賞は座間市の他のボランティア団体も含め励みになるのでは」と話した。

乳がん検診に託児サービス

多様な活動は他団体とのコラボが多い。3月23日には(一社)乳がん予防医学推進協会と共催で初の乳がん検診を開いた。東原団地の集会所におもちゃなどを並べた託児所を設け、若い母親も検診に来やすくした。託児はざまKOPと(一財)シニアライフ振興財団が引き受け、会場提供は県住宅供給公社や東原団地自治会などが協力。東中学校も検診車の駐車場所を提供した。

メンバーの熊切博美さん(41)は35歳の時に乳がんが見つかり、当時1歳と5歳の子を育てながらの闘病を経験した。「育児中は自分の体をないがしろにしがち。乳がん検診率を上げるためにも、託児は欠かせないと思う」と振り返り、来場した女性の一人は「検診のために一時保育を頼むのは難しい。託児がなかったら受診しなかった」と話した。

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