Yahoo! JAPAN

船でのエサ釣りでシロ&アカアマダイ両本命キャッチ成功!【静岡・第八幸松丸】

TSURINEWS

第八幸松丸でキャッチしたシロアマダイ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

1月25日(土)、沼津にて、俳優のミルクティ圭介さん(以下:ミルクティさん)と妻と3人で静浦港「第八幸松丸」に乗り込んでアマダイを狙うことにした。全員安打に加えて今年の干支に相応しいアノ魚まで釣れて幸先の良いスタートが切れた気がしたのでリポートしたい。

アマダイ狙いの船釣りに挑戦

当初はミルクティさん(東京都釣りインストラクター連絡機構メンバー)と妻と筆者の3人でプレジャーボートでの釣りを計画していたが、予約が一杯で断念。そこでミルクティさんの提案で静浦港にある「第八幸松丸」でのアマダイ釣りに予定を変更した。

釣行日の1週間前に船長に電話で水深や使用オモリを問い合わせると、オモリは80~100号とのことで、それ相応の竿が妻の分しかないので急いでインターネットで購入した。

ちなみに、購入したロッドは「トライアンサー船180(3タイプの替穂先付き)」。リーズナブルなうえに、一番硬い穂先の錘負荷が80号(50~120号)であるため、100号でも十分に耐えられそうだ。

新たなロッドで挑む(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

前半は風もなく海はナギで穏やかな釣り日和となった。

当日は富士山が見えた(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

船宿へ向かう途中に買い物

早朝、妻の沼津の実家を出発。途中、釣り具の「タイシ」で仕掛けなどを購入した。駐車場から国道414号に出ようとすると、国道から「タイシ」の駐車場に入ってくる車と鉢合わせになった。

バックミラーを見ると、その車は釣り具店には入らず筆者の車の後をついてきて、同じコンビニの駐車場の隣に停まった。いちゃもんでもつけられるのではないかと、多少の不安を感じたが、運転手は港での待ち合わせ予定のミルクティさんだった。一足早く合流することができて一安心。

出船して釣行開始

船が岸壁に着くまで、3人で談笑。6時過ぎに船が着くと乗船名簿に必要事項を記入して乗船。

第八幸松丸(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

当日は総勢5人での出船となった。左舷は私達グループのみで大ドモがミルクティさん、同じく左舷ミヨシに妻が、その間の胴の間には筆者が釣り座を構えた。

当日のタックル(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

いきなりシロアマダイをキャッチ

およそ10分で水深約65mのポイントへ到着。筆者は妻の横について電動リールの使い方や釣り方などをレクチャーし、一流し目を終了。

二流し目はいよいよ筆者も釣りをスタート。オモリの着底を確認してから糸ふけを取り、1.5mのタナで待つ。

その後ロッドをゆっくりとリフトアップすると小さなアタリを確認。電動リールのスイッチを中速で巻き上げてくると、水面には小さいが本命のアマダイが浮かんできた。

そのまま抜き上げてキャッチ。2025年の竿始めの第1投目で本命、しかもシロアマダイを釣り上げることができて感無量。この日のために購入したロッドで釣れたこともすごく嬉しかった。

シロアマダイを手中(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

水深100mでアカアマダイを手中

船長は、船を水深100m弱のポイントへ移動させた。すると手巻きリールで挑んでいたミルクティさんが本命のアカアマダイ(以下:アマダイ)をキャッチ。

アカアマダイがヒット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

筆者は釣具店で大型のアマダイのヒット率が高いと勧められたホタルイカをエサにして、誘いをかけるとズッシリとした乗りを感じた。

そのまま電動リールを巻いてくるとかなり強い抵抗のため、思わず「今日のヒーローは俺だ」とほくそ笑んでしまった。ところが、水面に姿を現したのはウミヘビ!そのまま仕掛けを切って海にお帰りいただくことにした。

ウミヘビがヒット(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

これにはがっかりしたが、今年の干支は「巳」ということなので、竿始めでウミヘビが釣れたのは、きっとおめでたいことなのかもしれないと前向きに気持ちを切り替えた。

ミルクティさんは小型のアマダイを追釣(シロアマダイだったかもと後日報告あり)。その後は3人で外道を連発した。まずは妻がヒメ、次に筆者がアカボラ、最後にミルクティさんがイトヨリダイと、五目釣りも狙える雰囲気になってきた。

イトヨリダイも釣れた(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

しばらくすると妻が電動リールのラインを最高速で巻き上げている。筆者はエサの確認かと思っていたが、遂に彼女も本命のアマダイを抜き上げた。

本命のアマダイをキャッチ(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

ミルクティさんはエンジン全開でアマダイの連発に加えてカサゴとタマガシラの一荷釣り、アカボラを釣り上げ見事に五目釣りも達成。妻はまたしても最高速でラインを巻き上げアマダイを追釣。

アマダイ追加(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

その後、筆者はヒメが釣れたのみで、結局本命は第1投目に釣れたシロアマダイ1匹に終わってしまった。しかし全員安打達成で皆大満足の釣行だった。

今回好調だったミルクティさん(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

当日の釣果

ミルクティさん:アマダイ(シロアマダイ1匹含む?)4匹(19~31cm)、イトヨリダイ1匹(30cm)、アカボラ1匹(22cm)、他カサゴ、タマガシラなどの根魚を複数匹。

筆者: シロアマダイ1匹(25cm)、アカボラ1匹(20cm)、ヒメ1匹(20cm)、ウミヘビ。

妻: アマダイ2匹(24〜25cm)、ヒメ1匹。

「松福」でランチ

釣行後はマックスバリュー沼津南店内にある「山正鮮魚部」に釣った魚を持ち込み、さばいてもらうことにした。

待ち時間の間に地元で人気のラーメン店「松福本店」で3人でランチ。筆者は豚骨ラーメンを注文した。寒い冬の釣りの後のラーメンは最高だ。

松福本店の豚骨ラーメン(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

アフターフィッシング

夕飯はシロアマダイとアマダイを刺身で食べた。アマダイの美味さはさることながら、シロアマダイの美味さは別格だった。

アカアマダイとシロアマダイの刺身(提供:TSURINEWSライター・藤倉聡)

妻も同感で、次回は良型のシロアマダイを釣ってたくさん食べたいと言っていた。釣行後、彼女は筆者を上回る本命の釣果を挙げ、どや顔。さらには壊れたレコードのように「タナが重要」と筆者に聞こえるように何度も呟いていた。

今回の釣行は第1投目にシロアマダイを釣ったり、今年の干支に相応しいウミヘビが釣れたりして、自分の釣り人生の中でもとても良い思い出になった。次回はシロ・アカ問わず、サイズアップと複数安打を目指したい。

<藤倉聡/TSURINEWSライター>

【関連記事】

おすすめの記事