地域連携で暴力団排除を 鶴見暴排協が総会
鶴見暴力団排除推進協議会(赤川順一会長)の総会が7月5日、ナイス(株)本社=鶴見中央=で行われた。
区内の自治会や団体などが協力し、「暴力団のいないまち」を目指してイベントでの啓発活動などを続ける同協議会。
総会には各地域の連合会長など約40人が出席。赤川会長や顧問を務める渋谷治雄区長が言葉を述べ、鶴見警察署の中西実署長からは区内の暴力団に関する情報が伝えられた。
総会後には、神奈川県警の担当者が現在の暴力団情勢や組織の構図などを解説。また、弁護士が「地域暴排との連携」とのテーマで講演を行い、暴力団が関係する事件の紹介や地域と連携した排除活動の重要性を語った。赤川会長は「暴力団根絶に向けてこれからも積極的に活動を行い、少しでも住民などへ周知ができれば。区民の安全と安心を守っていきたい」と話した。