調味料だけじゃない!「お酢」の“正しい保存方法”とキッチンで大活躍する"裏ワザ”
酢豚や酢の物などによく使われるお酢。じつはお酢は、焼き魚調理や掃除など、調味料としてだけでなく、工夫次第でいろいろな場面で大活躍するんです。今回は料理研究家で冷蔵庫収納アドバイザーの島本美由紀さんに、「お酢の正しい保存方法と裏ワザ2選」を教えていただきます。
教えてくれたのは……島本美由紀さん
家事全般のラク(楽しくカンタン)を追求する「ラク家事アドバイザー」、エコの観点から食品保存や冷蔵庫収納を提案する「食品ロス削減アドバイザー」、「冷蔵庫収納&食品保存アドバイザー」として活動しYouTube「島本美由紀のラク家事CH」では家事がラクになるアイデアを発信中。
まずは、“おすすめの食べ方”を紹介
お酢はお酒を発酵させたモノ。穀物やお米、フルーツなど、原料別に味や香りが異なります。料理の味を上手に引き立てる効果があり、塩分を控えた料理でも味がぼやけません。煮込み料理に加えると、コクと甘みが増します。おすすめは、焼き魚のお供として、大根おろしにしょうゆではなく、お酢をかけてみてください。酸味が塩味を引き立て物足りなさをカバーし、減塩にもなります。
次に、お酢の保存方法についてです。
開栓後はしっかりキャップを閉め、温度変化の少ない涼しい場所で保存してください。お酢は殺菌力が強いので、開栓後でも常温での保存が可能ですが、気温が高くなる夏場は冷蔵室に入れましょう。
おいしくいただける保存期間は、常温だと6か月、冷蔵だと1年なので、常に冷蔵室で保存してたほうがおいしく長持ちします。
魚を焼くときグリルの網にお酢を塗っておくと、お酢が持つたんぱく質の変性作用により、魚の皮がくっつきにくくなり、きれいに焼き上がります。使用後の焼き網もとてもきれいですよ。
2.ナチュラルな洗剤としてお掃除にも
お酢は酸性なので、除菌・消臭効果があります。水100ml に対してお酢大さじ1をスプレー容器に入れてよく混ぜれば、環境にもやさしいナチュラル洗剤の完成です。冷蔵庫内や電子レンジ庫内の掃除に大活躍します。お酢は揮発するので、お酢のツンっとした匂いは自然になくなります。
いかがでしたか? 今回はお酢の保存方法とお酢を使った裏ワザを2つご紹介しました。みなさんもよかったら試してみてください。
※こちらの記事は元動画の提供者さまより許可を得て作成しております。
ayako/ライター