自身5連勝中の巨人・井上温大が2週間ぶりに先発 DeNAのドラ5新人・石田裕太郎と対決
今季ブレイクの井上温大が6度目のDeNA戦へ
セ・リーグ首位を走る巨人が本拠地・東京ドームで現在6連勝と勢いに乗るDeNAとの2連戦に臨む。自身5連勝中の井上温大がその先陣を切る。
井上は今季、中継ぎで結果を残して6月から先発ローテーション入り。ここまで21試合に登板(先発は11試合)して7勝4敗2ホールド、防御率3.04、QS(6回以上自責点3以下)も6度記録。昨季まで通算1勝の高卒5年目左腕が一気にブレイクを果たしている。
前回登板はローテ再編の影響もあり、8月31日の阪神戦(甲子園)で5月30日のソフトバンク戦以来の救援登板。7回に3番手としてマウンドに上がり、1イニングを無失点に抑えた。そこから中6日で2週間ぶりの先発に臨む。
DeNA戦には今季5試合に登板(先発は3試合)、2勝1敗1ホールド、防御率2.89の成績。前回対戦した8月17日(横浜)の試合では、6回89球を投げて4安打1失点で白星を手にしている。
対戦相手のDeNAは6連勝と好調だが、自身も7月3日の中日戦(前橋)から5連勝中と勢いは負けていない。首位から4位まで4.5ゲーム差の大混戦を一歩抜け出すためにも、井上にはチームに勝利をもたらす投球が期待される。
前回KOの雪辱期す石田裕太郎
一方、DeNAの先発は石田裕太郎。ドラフト5位ルーキーはここまで9試合に先発して4勝2敗、防御率3.78、QSは2度記録している。前回登板した8月24日のヤクルト戦(神宮)では、3.2回68球7安打3失点で降板。同月17日の巨人戦(横浜)でも今季最短となる3回6失点KOと調子は下降線をたどっている。
巨人との対戦はその1度のみ。中13日あけて臨む2度目の巨人打線相手に、リベンジを果たすことができるか注目だ。
チームは前カードで熾烈な優勝争いを繰り広げている広島に3連勝するなど、現在6連勝と乗りに乗っている。このまま首位・巨人も飲み込み、四つ巴の大混戦に持ち込むことができるか。ルーキー右腕の好投に期待がかかる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
【セ・リーグ】
ヤクルト・高橋奎二-阪神・才木浩人(神宮)
広島・九里亜蓮-中日・福谷浩司(マツダスタジアム)
【パ・リーグ】
日本ハム・加藤貴之-オリックス・曽谷龍平(エスコンF)
ロッテ・小島和哉-楽天・岸孝之(ZOZOマリン)
ソフトバンク・C.スチュワートJr.-西武・今井達也(みずほPayPay)
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記事:SPAIA編集部