「約60種10000株」のあじさいが咲き乱れる大和郡山市の「あじさい寺」でアジサイ園開園!
「約60種10000株」のあじさいが咲き乱れる大和郡山市の「あじさい寺」でアジサイ園開園!
奈良県大和郡山市の矢田山の中腹に位置する古刹「矢田寺(やたでら)」。
正式名称を「矢田山・金剛山寺(やたさん・こんごうせんじ)」といい、別称「あじさい寺」とも呼ばれる。
その別称のとおり、美しいあじさいの名所として知られ、例年あじさいの見頃にはアジサイ園を開園。色とりどりのあじさいが訪れる人を楽しませている。
2024年は5月25日(土)~6月30日(日)の期間で開園。
矢田寺のあじさいは、1960年頃から植え始め、今や約60種、10000株のあじさいが咲き乱れる関西きってのあじさいの名所に。
毎年楽しみに訪れる人も多く、県内外からあじさい寺のあじさいを見ようと多くの人が訪れている。
25000㎡の境内には回遊式の「あじさい庭園」や種類豊富なあじさいが咲きそろう「見本園」もあり、見ごたえじゅうぶん。色や形も多種多様なので、ぜひ自分好みのあじさいを見つけてみよう。
お地蔵さんとあじさいの心なごむ風景
矢田寺は日本のお地蔵さま発祥の地。
平安時代の弘仁年間に満米上人(まんまいしょうにん)により地蔵菩薩が安置されて以来、地蔵信仰の中心となり、現在も「矢田のお地蔵さん」と親しまれている。
そんな矢田寺では、はなやかなあじさいに囲まれておだやかな表情を浮かべるお地蔵さまが見られる。なんとも心が和む光景。
本堂特別拝観・閻魔堂特別開扉
あじさいの見頃のこの時期には、本堂特別拝観と閻魔堂特別開扉が行われる。本堂には本尊・地蔵菩薩立像はじめとする多くの文化財が安置されている。
・本堂特別拝観
開催日時:2024年6月1日(土)~6月30日(日) 9:30~16:30(拝観受付は16:00まで)
有料:500円
・閻魔堂特別開扉
開催日時:2024年6月1日(土)~6月30日(日) 9:30~16:30
無料
あじさいシーズンの入山料など
【入山料】大人700円、小学生300円。
【駐車場】近隣の有料Pを利用
【公共交通機関でのアクセス】近鉄郡山駅、JR法隆寺駅より奈良交通バス「矢田寺」行き臨時バスの運行あり
本堂やあじさい園までは長い階段を登るので、歩きやすい服装と靴で訪れることをおすすめ!あじさいとお地蔵さまに癒されて、雨の季節を楽しもう♪