韓国でも劇場公開が決定!“この出会いが運命を変える”坂口健太郎&渡辺謙『盤上の向日葵』海外版ポスタービジュアル解禁
「孤狼の血」の柚月裕子による同名小説を原作に、坂口健太郎と渡辺謙の魂の演技バトルで魅せるヒューマンミステリー『盤上の向日葵』が、10月31日(金)より公開される。
先日、韓国・釜山で開催される「第30回釜山国際映画祭」オープンシネマ部門に、正式出品となることが決定した本作。作品への期待がより一層高まるなか、海外版ポスタービジュアルが解禁。また、韓国で上映されることも決定した。「釜山映画祭」には、坂口健太郎、渡辺謙、熊澤尚人監督が登壇する。
初共演・坂口健太郎&渡辺謙、魂の演技バトル!
とある山中で身元不明の白骨死体が発見された。手掛かりは死体とともに発見された高価な将棋の駒。捜査の末、その駒の持ち主は、将棋界に彗星のごとく現れ時代の寵児となった天才棋士、上条桂介だと判明する。さらに捜査の過程で、桂介の過去を知る重要人物として、<賭け将棋>で圧倒的な実力を持ちながら裏社会に生きた男、東明重慶の存在が浮かび上がる—。
海外版ポスターは、釜山映画祭に向けて特別に制作された新ビジュアル。主人公・上条桂介(坂口健太郎)のどこか憂いに満ちた表情と、彼の運命を大きく揺るがすことになる、歴代最強の破天荒な真剣師・東明重慶(渡辺謙)の厳かな眼差しが映し出される。殺人事件の容疑者となった桂介は、天才棋士として輝かしい活躍をみせていたが、実は幼い頃から酒とギャンブルに溺れる父・上条庸一(音尾琢真)と極貧生活を送る壮絶な過去を歩んできた。しかしそんな“闇”に満ちた人生の中でも、桂介が唯一熱中していた将棋の才能を見抜き、親のように暖かく迎え入れた唐沢光一朗(小日向文世)や、桂介に静かな愛を注ぐ宮田奈津子(土屋太鳳)の存在によって、どん底で孤独な桂介の人生に“光”が差す。そして、ポスターには「This encounter will change your destiny.(この出会いが運命を変える)」というコピーが描かれ、賭け将棋の真剣師・東明重慶との出会いが桂介の人生にかつてない情熱、そして深い絶望をもたらすことに—。
やっとの思いで幸せを掴んだかと思いきや、思わぬ出来事が起こり人生を踏み躙られる…監督&脚本を務めた熊澤尚人監督は、桂介が様々な人との出会いを通して経験する“光と闇”を本作で描きたかったという。光があるからこそ闇が深くなっていく—このポスタービジュアルは監督が描いたドラマチックな光と闇のテーマを象徴する仕上がりになっており、対照的に咲き乱れる灰色の向日葵と未来を照らす黄色い向日葵が、壮大な物語を予感させる。次々と降りかかる絶望が自分の人生をどん底に突き落とそうとも、運命に抗い“生き切る”ことを貫く桂介の姿は観客の心を激しく揺さぶる。そして彼を待ち受ける“衝撃のラスト”には涙が溢れること間違いなし。
『盤上の向日葵』は10月31日(金)より全国公開