【熊本市北区】ヨーロッパで研鑽を積んだシェフが作るパンとケーキとお菓子のお店「Nord(ノルド)」
飛田バイパス沿いの
質屋かんてい局の手前の、緑の壁が目印です。 あまり目立たないからスルーしないように注意してね。 ひっそりと佇むおしゃれなパン屋さん「Nord(ノルド)」、なんか入るのに緊張してしまったよ。 素材にこだわり、熊本にこだわったパンと甘味は店内の雰囲気と相まって官能的でもありました。
イチオシはカヌレ
イチオシはカヌレだと思う。だって
入り口右の看板が
店名とカヌレの写真だから。
看板にもカヌレのイラストが。 それでは店内へ。
木目が眩しいカウンター。真ん中にショーケース。
一歩踏み出すとスイーツの手招きにグイグイと引き寄せられます。
最も官能的なビジュを放っていた、フランヴァニーユ。 フランスでも近年再ブームの伝統焼菓子。タルトやパイ生地にカスタードを流し込んで焼き上げたケーキで、周りはサクサクで中がプリンのような食感だそうです。マダガスカル産バニラビーンズの甘い香りと優しい甘さが楽しめます。 見た目でチーズケーキかと思いました。
カヌレもいらっしゃいました。見た目からして美味しそう。外側のサラッとしたサクサクと、中身のしっとりさが自慢の逸品。カヌレもフランス洋菓子なんですね…(お菓子の知識なさすぎてスミマセン)。
こちらは、タルトタタン。 キャラメリゼとリンゴとタルト生地の三重奏。
ホールが焼きあがったばかりということで、見せてもらいました。タルトの香ばしさ、キャラメリゼの甘さとほんのり湧く苦味とリンゴの酸味が味わえます。
パンもあります
お客さんにすり寄ってくるかのように、クロワッサンが鎮座します。色艶に注目、テカテカですよ。
できるだけ国産の素材にこだわり、味と安心と見た目の美しさを追求しています。
フォカッチャは実際見ると、そのボリュームに驚きますよ。 トマト、枝豆、ズッキーニ、玉ねぎ、そして栗を餌にして育ったイタリア産のガリシア豚。これ一つでお腹いっぱいになれるかも。 フォカッチャはフワフワ食感でありながら、野菜やお肉をしっかりと掴んで離さない弾力もあります。 ご自慢のカヌレをスルーして、このフォカッチャをいただきました。
厚くて食べ応え抜群でした。
パンのお供
入り口入って右手には、ジャムやクッキーが並びます。
パイナップル だいだい リンゴ あんず など、オリジナルの自家製ジャムは、素材の味や甘さを活かしたナチュラルテイスト。
山都町の岩永製茶園のお茶やハーブティーも置いてありました。パンのお供にいかがですか? お菓子はプレゼントとしても重宝されています。
贈答用のクッキー詰め合わせ。
店内から厨房がこっそり覗けます。一つ一つ丁寧に手作りしている様子が伺えます。 作っているのは
今野シェフ。 このNordでパンやお菓子を作り、 Le Comptoir(ル・コントワール)のシェフも務めます。フランスのレストランにて研鑽を積んだ後、ハンガリーやオランダの日本大使館に勤務された経歴があります。 本場の素材と味を知るシェフの紡ぎ出す逸品をNordで堪能してください。