神戸・元町で出会ったスパイスの新世界!『Cini Curry』でパキスタンカレーを初体験 神戸市
「パキスタン料理って、こんなにおいしいの…!?」そんな衝撃の出会いが、神戸・元町で待ってました。JR元町駅より徒歩5分ほど。『Cini Curry(チーニーカリー)』(神戸市中央区)。ここには筆者にとって初めての世界が広がっていました!
すっかり現地の方のお店かと思う雰囲気ですが、お店を営むのは日本人女性のようこさん。メニューには日替わりを含む数種類のカレー、そしてお昼からおつまみとしても味わえる逸品の数々がずらり。
同店では「いつかカレー屋さんを開くって決めてたんです」と語るようこさんが、様々な料理を食べ歩き運命的な出会いをした「パキスタン料理」を気軽に楽しむことができるんです。
神戸のパキスタン料理の名店「タンドール」で修業を行ったようこさん。師匠と仰ぐ店主のヤヤさんの親戚を訪ね、毎年パキスタンに足を運んでいるのだそう。
滞在する度に現地の家庭の味やレストランの味を吸収、それがお店の料理にも反映されているんだとか。何を隠そう筆者にとっては人生初パキスタン料理。
お店の定番メニューの中でも人気の高い「マトンカレー」をオーダーすると、ほどなくして爽やかなスパイスの香りと共にメニューが登場。
どきどきしながらマトンにスプーンを入れると、すっとほぐれる柔らかさに驚き!口に運ぶと特有の香りは感じるもののクセはなく「これが本当のマトンの旨味か…!」と感動。圧力をかけてしっかりと炊いたマトンは口の中でほろりとほぐれ、ジュワっと広がるスパイスの香りに汗がにじみます。
瑞々しいソースはコリアンダーやクミンなど4種類のパウダースパイスをシンプルに組み合わせており、すっきりとした辛さと後味、そして素材の味をしっかりと感じることができます。
パキスタン産のバスマティライスが麺のようにカレーと絡み、ソースと一緒に食べるとより旨味が増幅!軽やかな食感とさらりしたソースが相性抜群です♪
合間に副菜をぱくっといただくと気分も変わり、最後まで楽しみながら味わうことができました!
ほかにも常連さんに愛される人気メニューといえば、毎日違った味を楽しめる「日替わりカレー」。"いつも来てくれるお客さんが飽きないように"と店主が毎日考案するカレーは、淡路島の昼網の魚やお肉、ホルモンなど、その日によって全く異なる食材を使用。
さらにパキスタンの伝統的なカレーなども日々登場し、日替わりを楽しみに足繁く通うお客さんも多いんだとか。日替わりカレーの内容はInstagramでも更新されるので、気になる人はぜひチェックしてみてくださいね。
正直、パキスタン料理ってもっとクセがあるのかと思っていたのですが、シンプルなスパイスと食材の旨味が織りなすめくるめく世界に「これを今まで知らなかったなんて…」という悔しさすら感じた筆者。太陽のように眩しい笑顔のようこさんとの会話も楽しく、体の内からも外からも元気をチャージできました!
ランチのほかにもディナーはもちろん、普段はなかなか出会えない逸品をアテに楽しむ"スパイス飲み"も魅力的。取材の数日後、メラっとした暑さにクラクラしながら「絶対にまたCini Curryに元気チャージに行くぞ!」と心に誓った筆者でした。
場所
Cini CURRY(チーニーカリー )
(神戸市中央区栄町通3-1-18 三浦ビル 1F)
営業時間
ランチタイム 11:30〜15:00
ディナータイム 18:00〜
定休日
月曜日、水曜日