「俺はハンターだ。お前みたいな奴を狩る」ロシアの刑務所から始まる衝撃のオープニング『クレイヴン・ザ・ハンター』
「スパイダーマン」や「ヴェノム」シリーズのソニー・ピクチャーズが放つ、マーベル最新作『クレイヴン・ザ・ハンター』が、12月13日(金)より日米同時公開される。残虐描写の超過激な狩りゆえに、映倫のレーティングは15歳以上が観ることができる<R15+>に指定された本作より、本編冒頭8分のオープニング映像が解禁となった。
悪名高き史上最強のハンター“クレイヴン”
クレイヴンは、原作のマーベルコミックではスパイダーマンの宿敵として描かれ、ヴェノムにも匹敵する強さを誇るヴィラン。引き締まった強靭な肉体に野獣のようなパワーとスピード、研ぎ澄まされた五感で、獲物をどこまでも追跡する。動物との意思疎通も可能で、周りの猛獣たちを従えて戦うまさに“百獣の王”だ。本作では、彼がいかにしてその力を得て、悪名高き最強のハンターとなったのか?<クレイヴン・ザ・ハンター>誕生の物語が描かれる。
「俺はハンターだ。お前みたいな奴を狩る。俺の名は…クレイヴン」
ロシアの極寒の地を走る囚人輸送車。道半ばの休憩中、“0864”と番号で呼ばれた囚人(アーロン・テイラー=ジョンソン)を映し出す。刑務所に収監された“0864”は同房となった囚人の「ひと月もたない」という忠告に対し、「3日いれば十分」と不敵な言葉を放つ。
刑務所内の運動場では新入りとは思えぬ威圧感で、バーベルでトレーニングをする“0864”。他の囚人に因縁をつけられ、バーベルごと潰されそうになるが、圧倒的な怪力で返り討ちにする。その異常さから目をつけられた彼は、刑務所のボスの部屋へと連行される。「俺を知っているか?」というボスの問いかけに、“0864”は武器の密売人だと答え、世界中の人々がその銃で殺されていると訴える。「俺はハンターだ。お前みたいな奴を狩る。俺の名は…クレイヴン」と自身の本性と刑務所に潜入した狙いを明かすと、同時に武器密売人とその手下たちは次々と容赦なくハンターの餌食となっていく。
そして始まる、猛獣のような脱出劇。四つ足で壁を這い、猫のように屋根を飛び移り、人ならざるスピードで銃弾をかわしながら、吹雪の中を常人では及びもつかない速さで疾走する。待機していた飛行機に飛び乗ったクレイヴンは変装用のタトゥーを拭い去る。その頃、刑務所の外では、クレイヴンが拭ったのと同じ模様のタトゥーが彫られた本物の囚人“0864”の死体が発見されるのだった——。
『クレイヴン・ザ・ハンター』は12月13日(金)より日米同時公開