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ロケ弁の王者「オーベルジーヌ」監修カップメシ 元テレビマンも再現度に納得

おたくま経済新聞

ロケ弁の王者「オーベルジーヌ」監修カップメシ 元テレビマンも再現度に納得

 「高級ロケ弁」として芸能界にもファンの多い東京のカレー店「オーベルジーヌ」が監修を務めた、日清食品「日清のカップメシ」シリーズの限定新商品「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」。かつてテレビ業界で働き、ロケ弁としてその味を知る記者が体験しました。

【パフ状のライスと乾燥したルーにお湯を注いで3分待ち、かき混ぜて食べる】

 「オーベルジーヌ」とは、東京・新宿に本店を持つ、1987年創業の宅配専門カレー店。玉ねぎなどの香味野菜と20種類以上のスパイスを72時間にわたってじっくり煮込んで作る欧風カレーが看板メニューです。

 この欧風カレーは、テレビのロケ現場で出演者やスタッフに出される「ロケ弁」としても大人気。スパイス香る濃厚カレーにライス、ホテルバターの添えられた皮付きのメークイン丸ごと1個、という特徴的なビジュアルは、一度食べると忘れられません。
 
 かつてテレビマンとして仕事をしていた記者にとっては、懐かしい「現場の味」です。特に味と価格の両面で「高級ロケ弁」に位置するオーベルジーヌは、予算の潤沢な現場の代名詞。「おお! オーベルジーヌ!」という歓声がどこからともなく上がったのを思い出します。

 思い出話はさておき、食にうるさい芸能人の方々にも根強いファンが多い、超本格志向の欧風カレーである「オーベルジーヌ」。それを自宅で手軽に食べられるとくれば、試さないわけにはいきません。

■ お湯を入れて3分、かき混ぜて完成の「カップメシ」スタイル

 「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」のパッケージは、お店のトレードマークであるオリーブグリーンが基調。「KING of ロケ弁カレー」「芸能界が唸る」と、バラエティ番組のテロップを思わせるゴテゴテのロゴ文字が目を引きます。

 ロゴ文字の横には「あの芸人も絶賛!」という言葉とともに、「あま~い!! から~い!! うま~い!!」と叫ぶ、汗だくの男性のイラストが。誰がモデルなんだろう……。

 カップをめくると「オーベルジーヌ」の店舗紹介。創業兄弟によるのれん分けという経緯から新宿と三田にそれぞれ同名の店舗がありますが、今回は新宿の店舗の監修であることが示されています。

 ちなみにパッケージにその文字はありませんが、パフ状のライスと乾燥したルーにお湯を注いで3分待ち、かき混ぜて食べるというスタイルはオーソドックスな「カップメシ」スタイル。

 お湯を注いだ時点ですでに濃厚なとろみと、スパイスのさわやかな香りが漂ってきます。これは期待大!

■ 爽やかに甘く、しっかり辛い…… 「高級ロケ弁カレー」が忠実に再現された味

 最初にやってくるのが、濃厚な甘さ。香味野菜のさわやかな香りと、フルーツを思わせる甘酸っぱい風味が口の中を通り抜けていきます。これこれ。この一口目。これがクセになるんです。

 その後、時間をおいてスパイスの刺激的な辛さがやってきます。20種類以上の組み合わせで作り出されているとあって、その“やってきかた”もさまざま。シャープ、まろやか…… いろんな波長の「辛さ」を味わっているうちに、心なしか体が熱くなってくるのを感じます。

 インスタントとは思えない本格的な辛さを楽しんだあとには、じんわりと包み込むような旨味の波。じっくり煮込んだお肉が生み出す、優しく奥行きのある味わいにホッとため息をついてしまいます。

 いやぁ、まさしくこの味。現場で食べて感動した、あの「オーベルジーヌ」の味です。再現度は間違いないレベル。これを300円ちょっとで味わえるとは、いい時代になりました。

 夢見心地であっという間に完食。バタバタした現場に訪れる、一瞬の安らかなひとときがまぶたの裏に浮かびました。

 テレビのバラエティやドラマを見つつ、「この芸能人も現場ではこの味を食べているのか……」と思いながら一緒に食すと、また違った奥行きを感じられて楽しいかもしれません。

 「オーベルジーヌ監修 欧風カレー」は、メーカー希望小売価格348円(税別)。全国のスーパーやコンビニのほか、日清食品のオンラインストアでも購入することができます。

(天谷窓大)

Publisher By おたくま経済新聞 | Edited By 天谷窓大 | 記事元URL https://otakuma.net/archives/2025061909.html

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