厚木市 70周年を祝う 山口市長「先人の努力、未来へ」
厚木市は2月1日、市制70周年を迎え、厚木市民文化会館で記念式典を開催した。式典には約1200人が出席。書家・金澤翔子さんによる席上揮毫をはじめ、市制70周年記念特別表彰などが行われ、節目の日を祝った。山口貴裕市長は「先人からの志を受け取り、輝かしい未来にたゆまぬ挑戦を続ける」と述べ、更なる発展を誓った。
1955年2月1日に厚木町・南毛利村・睦合村・小鮎村・玉川村が合併し、県下13番目の市として誕生した厚木市。
式典には後藤祐一衆議院議員をはじめ、県議会議員、市議会議員、近隣市町村から首長らが来賓として出席。市民約1200人が参加した。
国歌斉唱・市民憲章朗読後、山口市長は「この素晴らしき日を迎えることができました。大きく成長ができたのは先人の皆さまの努力の賜物。たすきを受け取った市長として志を受け継ぎ、未来へ歩み、繋げます」とあいさつした。
70周年記念映像の上映では、厚木の誕生からこれまでが年代別に解説され、日本テレビアナウンサーで厚木市の観光大使を務める梅澤廉さんら著名人からのメッセージも紹介。また世界で活躍し、市役所にも「愛」の文字が展示される書家の金澤さんの席上揮毫では、多くの人が見守るなか、大きな筆で「飛翔」の2文字を書き上げた。
式典後半では厚木市条例表彰と教育委員会表彰に加え、様々な分野での貢献による厚木市制70周年記念特別表彰が行われ、474の個人・団体が表彰された。
市では金澤さんの書「飛翔」の展示も計画している。詳細は未定。