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YouTubeでさまざまな料理の技を紹介する動画が大人気の岩野上幸生さんによる、プロのテクニックを使ったレシピシリーズ。今回ご紹介するのは、「丸いフライパンで四角い卵焼きを作る方法」です。お弁当や朝ごはんに欠かせない卵焼き。でも「卵焼き器がないから……」と諦めてしまう人も多いのではないでしょうか。丸いフライパンでも少しの工夫で形よく仕上げることができます。家庭にある道具だけで、ふっくら美しい卵焼きを作ってみましょう。

教えてくれたのは……岩野上 幸生（いわのうえ こうせい）さん

料理人歴21年、15年間飲食店経営をしながら企業コンサルティングや料理の技術指導などを行っています。YouTube（飲食店独立学校 /こうせい校長）で、ちょっとした工夫で役立つ料理方法など発信中。著書『プロのコツでいつものごはんが100倍おいしくなるレシピ』（KADOKAWA）。

丸いフライパンで四角い卵焼きを作る方法

朝の忙しい時間に、専用の道具を使わずに作れる卵焼きがあると助かります。丸いフライパンなら、どの家庭にもある定番の道具。焼く手順を少し工夫すれば、四角く巻いた卵焼きも簡単に完成します。毎日の食卓に取り入れたい、シンプルで便利な方法です。ではその作り方を見ていきましょう。

材料

・卵……1個
・砂糖……小さじ4分の1
・塩……ひとつまみ
・みりん……小さじ2分の1
・薄口醤油……小さじ2分の1
・水……大さじ１
・和風だしの素……小さじ4分の1

1. 卵を割り、調味料を入れる

容器に卵を割り入れ、砂糖、塩、みりん、醤油、水、和風だしの素を加え、よく混ぜます。

よく混ぜたらザルなどで濾します。

2. フライパンで焼く

折りたたんだキッチンペーパーに油を浸し、フライパンに油をひきます。火をつける前に油をひいてください。

フライパンが温まったら余分な油を容器に戻します。

火加減を最も弱い弱火にして、卵液を縦長の長方形になるように流します。フライパン全面に入れると形を作るのが難しくなるため注意してください。

完全に火が通る前に卵の端を内側に押し込みながら、長方形に整えます。

卵が流れなくなったら巻きます。

再び油をひき、同じ作業を繰り返します。

巻き終わったら木ベラやフライ返しを使って整えます。

切り分けて完成です。

いかがでしたか？　丸いフライパンでも、ひと工夫で四角い卵焼きが作れることに驚かれる方も多いかもしれません。専用の卵焼き器がなくても、家にあるもので十分きれいな形に仕上がります。お弁当に入れるときや食卓で並べるときなど、形が美しい卵焼きは食欲をそそります。気になった方はぜひ作ってみてくださいね。

詳しくはこちらの動画で！

kurihaku／ライター