陸っぱりヒラメゲームのついでにシーバスを狙ったら入れ食い! 使用ルアーは『IJ16』のみ
最近はかなり涼しくなり、いよいよ秋が本格化してきたということで、筆者の通年の本命であるヒラメ狙いに行ってきた。しかし、ヒラメの反応は悪く代わりにベイトの群れを追ってシーバスのどんちゃん騒ぎが起こっていた。今回はそんな暴れまわるシーバス達をルアー1つだけで連発させてきた様子をレポートしよう。
この日は当たり日!?
この日は潮もよく天気も晴れ時々曇り、行った波止には細かいベイトが大量に入ってきているという天国のような状況だった。こんな好条件でヒラメを釣らないのはもったいないと、意気込んでみるも結果はソゲのバラシのみで、あまりにも反応がなかった。
しかし、もう諦めて帰ろうとした矢先、突然目の前で青物のナブラと間違えるほどにシーバスがベイトを追って激しくボイルし始めた。ヒラメは外れだったが、シーバスの当たり日を引いたかもしれない。
至る所でボイル発生
折角来たなら何か釣って帰ろうと、シーバスを狙えるタックルを準備。そうしている間にも、目の前の至る所でバシャバシャとボイルしている。時刻は夕マヅメ手前、潮はバンバン動き突然曇りだしローライトの状況になり、デイシーバスを狙うなら最高の状況だろう。
タックルを整え様子を見ていると、アタリ一面にベイトの群れが入っていて、その群れめがけて下から食い上げてきて水面を割る良型のシーバスが見える。
開始早々に連発
とりあえずは第1投。使うルアーはこの状況なら活躍してくれると信じてコアマンのIJ16を使っていく。
まずは適当にベイトの群れの先くらいに投げ、ボトムを取ったのち少し早めにただ巻きで巻き上げてみる。すると早速ドンッと強いアタリと同時にヒット!ガツガツと首を振りそこそこなサイズのシーバスが上がってきた。
デカいという程ではないが、開始早々いきなりシーバスをキャッチ!その後また少し沖までキャストし、また先程と同じように巻いてくると、またドンッと強いアタリでヒット!アタリは大きかったものの、先程の魚よりはサイズは小さいそう。連発だ。
使ったルアーはIJ16だけ
それからしばらくは、サイズは小さいが毎投のように連発し、もはや入れ食い状態だった。同じ場所にずっと投げていると少し反応が悪くなった時があったが、そういう時は巻スピードを少し早くし時折ストップを入れたりロッドでアクションを付けてやると、またバンバン反応がある。
サイズは出なくても余裕でつ抜けしたのではないかというくらい数が釣れた。夢中になりすぎて気づけば日がもう落ちかけていたので、終了。
IJ16
今回使っていたルアーはコアマンのIJ16たった1個だけで、今回のような状況ではとことん強いルアーだと実感した。筆者は普段フラットフィッシュ狙いばかりで、シーバスは全くと言っていいほどやらないが、今回のような状況になった時の為にもいくつかはシーバスルアーは持っておこうと思った。
<明石健太郎/TSURINEWSライター>