「釣りフェス2025で見るべきものは?」テイルウォークブースに直撃 おすすめアイテム3点とは?
本日1月17日から3日間の日程で開催されている『釣りフェス2025 in 横浜』。TSURINEWSスタッフが注目ブース「テイルウォーク」に突撃。【実際に来て見て触ってもらいたい展示アイテム】を担当者に3点選んでもらい、説明してもらった。
釣りフェス2025 in 横浜が開催
『釣りフェス2025 in 横浜』が、本日1月17日から3日間の日程でみなとみらいパシフィコ横浜で開催されている。昨年は3万5千を超える人が訪れた、釣りの一大イベントだ。
今年は過去最大の228社が出展。「多過ぎてどこで何見ればいいか迷っちゃわない?」という、要らぬ心配をしたTSURINEWSスタッフが注目ブースを厳選。
【実際に来て見て触ってもらいたい展示アイテム】を、メーカー担当者に3点選んでもらい説明してもらった。
テイルウォーク
今回、厳選したブースはテイルウォーク。様々なジャンルのロッド・リール・ギアなど、ルアーフィッシング用品を扱う総合メーカーだ。
種村さんに直撃
対応いただいたのは、営業販促課の種村さん。それでは、ブースで触れるおすすめアイテム3選を具体的に紹介していこう。
1. OUTBACK(アウトバック)
1つめは、リニューアルしたロッド『OUTBACK(アウトバック)25 MODEL』5機種。簡潔に言うと、陸/沖いずれも対応可能な【超】多用途なモバイルロッドだ。
4段階で長さが変えられる
最も注目すべき点は、4.5ピースもしくは6.5ピース(機種により異なる)を組み替えることで、4段階に長さを変えることができるということ。以下の図を見てもらうと分かりやすいかもしれない。
こちらはベイトキャスティングモデルだが、スピニングモデルの場合はグリップエンドを伸ばすことも可能となっている。レングスを変更することで、多様な釣り物/ターゲットに対応できる。
もちろん長さが変わると竿の調子も変わってくるが、これは実際にブースに来て竿を曲げていただくのが一番だろう。
仕舞い寸は49cm
モバイルロッドで重要視される仕舞い寸は、最も長いモデルでも脅威の【49cm】。遠征釣行の機内持ち込みはもちろん、仕事のカバンに忍ばせたり、自転車釣行などでも活躍必至だ。
「トランスフォーム」型モバイルロッド、ぜひ実際に手にとって見てもらいたい。
2. DURIZE(デュライズ)
2つめに紹介いただいたのが、新たに開発されたスピニングリール『DURIZE(デュライズ)』だ。2000番〜3500番までの全8機種が新発売。
釣り物としては、バスやライトゲーム、ショアジギング辺りをカバーするラインナップとなっている。
アルミダイキャストボディ
注目すべき点は、アルミダイキャストボディが採用されている点。これにより、剛性が高まりたわみが減少したことで巻き取りロスがなくなり、リーリング性能がアップしている。
また、ボディが硬くなったことで手感度も向上しているとのこと。遠投した先でもルアーの泳ぎを感じられる感度により、ゲームの精度が高まることは間違いないだろう。
高い耐久性
もう一つ面白い話をしてもらえた。リールの開発中に耐久性をチェックすべく、東京湾シーバスガイドの船長に毎日のように同機種を海上で使用してもらったとのこと。
すると、壊れなかったのはもちろんのこと、巻き心地やドラグ性能が購入直後からほとんど変わらないという検証結果が出たのだ。
手に入れたらぜひ使い倒して釣りを楽しんでもらいたいという、メーカーの思いが詰まった製品となっている。
3. YUMMY JIG TG SLENDER
最後に紹介いただいたのが、種村さん自身が開発にかかわったSLJ用メタルジグ『YUMMY JIG TG SLENDER』だ。
圧倒的な細さ
一目見てわかるのが、その細さ。いや、本当に細い。雑な言い方だが、実際に見てもらえば一目瞭然の細さなのだ。ターゲットが小魚を偏食している状況を想定して開発されたとのことで、納得のシルエットだ。
使い方
既存の『ヤミージグTG』は巻きでの使用を想定しているのに対し、こちらの『YUMMY JIG TG SLENDER』は「動かして釣る」をコンセプトにしている。
細いボディ形状ゆえの「動かした時の抜け感の良さ」は相当なものだろう。ちなみに、ただ巻きではお尻を振りながら泳いでくれるとのことで、ジャーク専用と言うわけでもなさそうだ。
注目のカラー
カラーは9種類のラインナップとなっているが、目を引くのがマット系2カラーだろう。実は、エビやイソメ類を食べているマダイをメインターゲットとして開発したカラーとのこと。
テスト釣行では、マダイだけでなくヒラメやマハタなども釣れた上に、船長から「そのカラーが欲しかった」とのお墨付きも。なかなか手を出しづらいカラーかもしれないが、こちらもぜひブースで自身の目でチェックしてもらいたい。
スタッフとのコミュニケーションも
今回ご対応いただいた種村さんをはじめ、テイルウォークブースには様々なスタッフが常駐している。
アイテムを見るだけでなく、ぜひコミュニケーションをとって開発秘話やここだけの話を聞き出してもらいたい。それもイベントの楽しみ方の一つだ。
<小菊洋輔/TSURINEWS編集部>