海辺の絶景宿『ホテルセトレ神戸・舞子』がなくなるかもしれない? 来年2月からの事業者の公募へ
結婚式場もある『ホテルセトレ神戸・舞子』が、土地の契約満了のため、なくなってしまうかもしれません。兵庫県神戸市垂水区海岸通11-1
『ホテルセトレ神戸・舞子』があるのは、明石海峡大橋のすぐ近く。JR舞子駅から歩いて7分くらいの立地で、半円形の建物が特徴のホテルで海辺の絶景ホテルとして知られています。
ホテルは「舞子東海浜緑地(アジュール舞子)」の西側で、神戸市が事業用に貸し出した土地にあります。
土地の定期借地権の契約が「2025年2月で満了」ということで、神戸市は次なる事業者の公募を行うと発表しました。
図の黄色い場所が『ホテルセトレ神戸・舞子』のある場所です。
ホテルの建物などは、いまの事業者から「無償譲渡」され使えるという設定で、民間企業などが事業提案をして選ばれることになります。
「公園」や「海岸」全体のにぎわいの創出の提案も合わせてでき、明石海峡大橋の眺望を活かしたレクリエーションゾーンにふさわしい事業というのが求められている方向性です。
画像:公式HPより
「ホテルセトレ」の運営会社が、引き続き公募に参加し選ばれれば存続することになりますが、去年「北野工房のまち」も四半世紀運営していた事業者が交代してますので、変わる可能性も十分考えられます。
今後のスケジュールは、現地見学会などを経て「2024年9月上旬」には次の事業者が決定する予定。
もし別の事業者になる場合は、2025年2月頃には「土地引き渡し」となるので『ホテルセトレ神戸・舞子』はなくなることになります。
2005年に開業した『ホテルセトレ神戸・舞子』。結婚式や記念日などの思い出の地にもなっているでしょうし、今後の動向も注目したいと思います。