話題沸騰!「自分で包む小籠包」が楽しめる京都のネオ中華バルとは?
2025年3月、京都・四条烏丸エリアに、ちょっと変わった“ネオ中華バル”がオープン。その名も「蒸とアテ ふぅふぅ 烏丸六角店」。京都駅近くにもある人気店による新店舗で、オープン直後から連日満席が続くほど注目を集めています。その理由は…「自分で包む小籠包」!
今回は、編集部が実際に体験してきた新感覚の中華バルをご紹介します。
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京都で広がる“創作点心ダイニング”という新ジャンル「自分で包む小籠包」とは?個性豊かな「蒸とアテ」が50種類以上!何度でも行きたくなるラインアップ
京都で広がる“創作点心ダイニング”という新ジャンル
いかにも中華料理店!という店内デザインではなく、シンプルでオシャレな入りやすい空間
2023年4月に京都駅近くの1号店オープンを皮切りに、今回の烏丸六角店がグループ4店舗目。餃子店や町中華など老舗の中華料理店が多い京都で、「創作点心ダイニング」の新ジャンルで展開しています。
中華料理といえば大皿料理やこってりした料理のイメージがある人が多いかも? 同店は、店名の通り「蒸とアテ」が主役。せいろを使ったヘルシーな蒸し料理やお酒が進む363円〜の一品料理が50種類以上そろい、少人数でもさまざまなメニューが少しずつ楽しめます。
「自分で包む小籠包」とは?
こちらが「Let’s小籠包!」。小籠包の皮3枚、豚肉あん3つ、具材10種(エビ・ホタテ・カニみそ・コーン・キムチ・ネギ・チーズ・コチュジャン・刻みわさび・チョコレート)
看板メニューは、なんと自分で小籠包を包む「Let’s小籠包!」(440円)。小籠包の皮で豚肉餡と自分好みの具材やソースを組み合わせて包む体験型メニューです。
さっそく編集部も挑戦してみました! まずテーブル上のQRコードから動画を見て、包み方を勉強。
「エビ、ネギ、コーンを包むと、蒸し上がった際に色がきれいに出ますよ」と店員さんに教えていただいたので、それにカニみそを加えて包んでみました。
いつもいただいているお店の小籠包がいかに美しいかが、わかります(笑)
やってみると意外に簡単! ただ、欲張って具材をたくさん詰め込みすぎると上がうまく閉まりません。編集部もギリギリでしたが、なんとか包めました。
ほかの2つは、ホタテ・エビ・カニみその海鮮小籠包と小籠包としては珍しい
︎ キムチ・チーズ・ネギを包んでみました!
3つを包み終えると、店員さんに声をかけて蒸してもらうこと約10分……。
「ちゃんと蒸せているかな?」とワクワクと少しの不安な気持ちで蓋をあけると、湯気の中から蒸し上がった手作り小籠包が。
一緒に包む具材にもよるそうですが、海鮮小籠包ではカニみそや海鮮のダシが染み出したスープがじゅわ〜っと出てきました。自分で作ったからこそ、実際に食べるとより一層うれしく感じます。
過去に来店したゲストは、チョコレートを包んで大福風にしたり、ロシアンルーレット風にわさびを大量に詰めたり、餃子の形に包んでみたりと各々楽しんでいる様子。楽しみ方は自分次第です!
個性豊かな「蒸とアテ」が50種類以上!何度でも行きたくなるラインアップ
点心のほかにも、ヘルシーで個性的な蒸し料理やアテが豊富にそろいます。
中でも人気なのが、シュウマイの皮の代わりに大葉で餡を包んだ「大人の大葉焼売」(638円/3個)。餡に細かく刻んだ大葉が練り込まれていて、さっぱり風味と食感がクセになる一品。何もつけなくてもおいしいですが、お好みでラー油やしょう油、お酢を足すのも◎。
また、自家製そぼろと卵黄をのせた「ふぅふぅポテサラ」(638円)は、見た目のインパクトも抜群。混ぜながら食べるスタイルで、お酒との相性も抜群です。
ドリンクは、見た目もかわいい「果肉入りサワー」など単品メニューのほか、甘くて飲みやすい「台湾パイナップルビール」などのフルーツビールをはじめ、台湾ビールや焼酎、日本酒などが飲み放題になるプラン(2時間1980円)もスタンバイ。オープン以来満席が続いているそうなので、確実に入店するには事前予約が安心です。
\from Writer/
小籠包を自分で包む、という体験がとても新鮮でした! 韓国料理好きな私は「キムチ・チーズ・ネギ」の組み合わせがツボ。韓国風餃子のような味わいでクセになるおいしさでした。
蒸とアテ ふぅふぅ 烏丸六角店
住所:京都府京都市中京区堀之上町129プラネシア六角高倉3F
TEL:075-744-0811
営業時間:平日 17:00〜23:00(フードL.O. 22:00、ドリンクL.O. 22:30)土日祝 16:00〜23:00
定休日:不定休
席数64席
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文/宮口佑香