【ん?】コストコの『新型エアフライヤー』で「冷凍餃子とシュウマイ」を調理したら謎の仕上がりに → でも結果オーライ!
まだ一般的にはさほど馴染みが無い調理家電『エアフライヤー』と相性の良い食材は何なのか? エアフライヤーとは「ノンフライヤー」とも呼ばれるクッキング用品で、現在コストコでは新型エアフライヤー(GAF858)が発売されている。
未知なる調理家電だからこそ、もしかしたら超有能な使い道があるのでは? メッチャ相性の良い食材を探し当てたい! というわけで7回目となる今回は「冷凍餃子」と「冷凍シュウマイ」を調理してみることにした。
・エアフライヤーとは
まずはご存じない方に『エアフライヤー』の説明をしておきたい。エアフライヤーは “熱風” を利用した調理家電で、一般的には「油なしで揚げ物ができる調理家電」として知られている。
コストコの「新型エアフライヤー」はアメリカの「GOURMIA(グルミア)」というメーカーの製品で、購入当時の価格は8680円。実は購入してきたのは私ではなく上司のYoshioだ。
・相性がある
それはどうでもイイとして、これまで何度か検証してみたところ、エアフライヤーには相性の良い食材とそうでもない食材があると判明した。どうやら聞いているほど「揚げ物に強い」というワケではないらしい。
また体感としては「意外と粉ものとの相性がいい」とも感じている。特に「肉まん」「たこ焼き」「お好み焼き」あたりは相性抜群で、少なくとも「電子レンジよりイイ」と言えるのではないだろうか?
そんな理由もあってピックアップしたのが「冷凍餃子」と「冷凍シュウマイ」だ。どちらも肉の要素がありながら、皮の部分は大きな意味で粉ものと言えるハズ。何より「どうなるかわからないところ」が実にいい。
・やってみよう
一般的に冷凍餃子はフライパン、冷凍シュウマイは電子レンジや蒸し器で調理するのが主流と思われるが、果たしてエアフライヤーで熱風を浴びせらるとどうなってしまうのだろうか? というわけで、
冷凍餃子と冷凍シュウマイをセット。
~およそ10分後~
むむ。焦げ目がついてる……?
・ん?
通常、餃子は平べったい方に焦げ目が付くが、エアフライヤーでは折り目の方に焦げ目が付いていた。言うなれば“背ビレがカリカリの餃子”である。またシュウマイは、上部の花っぽい部分に焦げ目がついていた。
さっそく食べてみると、お? 悪くないかも。今回は自然解凍してからエアフライヤーに通したためか、中まできっちり熱々に。時間が無い場合は、少しだけレンチンしてもいいかもしれない。
で、肝心の味はどちらもカリカリのクリスピー系である。油は使用していないため揚げ物的なクリスピー感ではなく、どちらかと言えばおせんべい的なカリカリに近かった。
また、そのクリスピー感は結構激しめで、餃子とシュウマイの持ち味であるジューシーさを消してしまっているような? しっかり味わえばジューシーさも感じられるが、カリカリの第一印象がかなり強烈だ。
・結果オーライ
総合的には「おつまみ向きの餃子とシュウマイ」といった仕上がりで、おかずで食べるならいつも通りの調理の方がいいだろう。一方、酒のアテには向いており、これはこれで全く悪くない。
油を使用しないヘルシーさ、さらにフライパンで焼く作業が発生しないことを思えば、エアフライヤー餃子とエアフライヤーシュウマイは「合格点ではある」といった感じ。猛烈にオススメはしないが、一風変わった餃子とシュウマイが食べられた。
というわけで、結論としては「謎の仕上がり割には結果オーライ」とさせていただきたい。特にエアフライヤーをお持ちの方は、変化球として覚えておくといいのではないだろうか?
参照元:コストコオンライン
執筆:P.K.サンジュン
Photo:Rocketnews24.